静岡県菊川市で、スズキ エスクードの車内清掃をご依頼いただきました
静岡県菊川市にお住まいのお客様から、スズキ エスクードの車内清掃をご依頼いただきました。車内で嘔吐があり、拭き取ったあとも跡が残ってしまった、というご相談です。原因はご本人またはご家族によるもので、ご相談をいただいた時点では、乾いた跡が残っている状態でした。
嘔吐の車内清掃は、クルピカ24へのご相談のなかでも特に多いものです。多くの方がまず拭き取り、そのうえで「これ以上はどうにもならない」と感じてご連絡をくださいます。今回のご相談も、拭き取ったあとに残った跡についてのものでした。
作業はお客様のご自宅の駐車スペースで行いました。車をどこかへ運んでいただく必要はなく、停めてある場所へこちらから伺って作業します。
ご相談で気になっていたのは「床とマット」でした
ご依頼票でお客様が挙げていた気になる箇所は、床とマットでした。シートでも天井でもなく、足元です。
嘔吐で床が気になる、というのはとても自然な感覚だと思います。車内で吐いてしまったとき、シートの座面から前へ落ちて、足元にたまることがあります。フロアマットは表面が起毛していて、こぼれたものを吸い込みます。拭いても、マットの繊維の奥に残った感じが取れない。そこで「マットを洗えば済むだろうか」と考えられる方が多いのですが、実際に見てみると、話はマットだけでは終わらないことがあります。
特に、時間が経ってから気になり始めた場合は、表面が乾いていて汚れの位置が分かりにくくなっています。見た目には何もないのに、車に乗るとにおいだけがする。そういう状態でご相談をいただくことも多く、そのときは「どこに残っているか」を探すところから作業が始まります。
フロアマットを外すと、カーペットに白い輪ジミが残っていました
今回、着工前に助手席側のフロアマットを外して撮った1枚です。

マットを外した下のフロアカーペットに、白っぽい跡が広く残っています。縁が輪の形に見える部分もあります。嘔吐物そのものはすでにありません。残っているのは、拭き取ったあとに乾いて輪の形になった跡です。
こぼれたものを拭き取ると、水分と一緒に汚れが外側へ広がっていきます。乾くときには、その広がった縁のところに成分が濃く集まって残ります。コーヒーをこぼした跡が輪になるのと同じ理屈です。ですから、輪ジミが見えているということは、その内側にも成分が薄く残っていると考えて作業します。
この跡は、マットを敷いた状態では見えません。マットをめくって初めて出てきます。拭き取ったときにマットの上だけを見ていた場合は、跡が残っていること自体に気づけないまま乗り続けることになります。今回のご相談でも、気になっていたのは床とマットで、実際に手を入れる必要があったのはマットの下でした。
マットは外して洗えますが、その下のカーペットは車に貼り付いています
ここが、床とマットのご相談で一番お伝えしたいところです。

こちらは助手席の足元です。「ESCUDO」のロゴが入った純正のフロアマットが敷かれています。
フロアマットは取り外せます。外して裏返して、しっかり洗って乾かすことができます。ところが、その下にあるフロアカーペットはそうはいきません。車体の床に貼り付けられていて、取り外して丸洗いすることができない部分です。
こぼれたものは、マットの上でとどまってくれるとは限りません。マットの端から回り込んだり、マットの縁を越えたりして、下のカーペットまで届きます。そうなると、マットだけをどれだけきれいにしても、めくった下に跡が残ったままになります。においが気になって、どこから来ているのか分からないというご相談では、ここが原因になっていることがあります。
ご自身で対処されるときも、可能であればマットは一度外して、下がどうなっているかを見てみてください。何もなければマットの洗浄だけで済みますし、跡が出てきたのであれば、そこも含めた作業が必要だと判断できます。
今回行ったのは「車内基本清掃」です
今回のご依頼は車内基本清掃です。シート、フロア、マット、内装部分の洗浄と消臭を行います。
フロアは、マットを外した状態でカーペットに直接手を入れます。洗浄剤を入れて汚れを浮かせ、リンサークリーナーという機械で水と一緒に吸い出していきます。掃除機のように吸うだけの機械ではなく、水を出しながら同時に吸い上げる仕組みのものです。表面を拭くだけでは動かない、繊維の奥に入った汚れを引き出すために使います。
マットは車から外して、別に洗浄します。外して洗えるものは外して洗い、外せないカーペットは車内でそのまま作業する、という分け方です。
作業の順番としては、乾いたものを先に取り除き、そのうえで洗浄に入り、最後に消臭という流れになります。先に洗浄剤で濡らしてしまうと、乾いた状態なら吸い取れたものが溶けて広がってしまうためです。足元は砂やほこりも一緒にたまっている場所ですので、この最初の工程を飛ばすと、あとの洗浄で泥のようになって扱いにくくなります。
車内のほかの部分も、あわせて作業しています
車内基本清掃は、汚れた1か所だけを狙うメニューではありません。フロアが気になるご依頼でも、車内全体に手を入れます。

助手席側のドアの内張りです。ドアを開けた状態で撮っています。中ほどにひじ掛けがあり、その下にドアポケットの開口が見えています。ドアの内張りは、乗り降りのときに手や服が触れる場所です。ドアポケットは、乗っているあいだに物を置く場所でもあり、こぼれたものが流れ込むこともあります。嘔吐のときにもドアを開けて外に出ようとされることが多いので、足元と一緒に見ておく部分になります。

運転席のシートです。黒いレザー調の生地で、座面と背もたれの中央がスエード調のキルティングになっています。生地の種類によって、水の入り方も吸い出し方も変わります。レザー調の面と、起毛したスエード調の面とでは、同じ扱いにはできません。

後席の足元です。前席の後ろ側から寄って撮っており、手前に前席の脚部と、床に留められた金具が写っています。左下にはフロアマットの角が見えています。前席の下は掃除機のノズルが入りにくく、乗り降りのたびに落ちたものがたまりやすい場所です。嘔吐の場所が前席でも、後席まで一緒に見ます。においは車内でつながっていて、一部だけを作業しても残った側から戻ってくることがあるためです。
仕上げの消臭作業
仕上げの消臭作業を行いました。

助手席の足元に置いたものから、白い霧が出ています。フロアマットは敷かれた状態です。
消臭を先にやってしまいたくなるところですが、順番としては洗浄が先です。においの元になっているものが残ったまま消臭だけをしても、しばらくすると戻ってきます。まず汚れを洗い出して、そのうえで残ったものに対して消臭をかける、という流れになります。
嘔吐のにおいについて、あらかじめお伝えしていること
シートの中のウレタンの中心部まで入り込んでいる場合は、乾いたあとににおいが戻ってくることがあります。リンサークリーナーで吸い出せるのは、表面からおよそ5cmまでです。
これは、ご依頼の前にお伝えするようにしています。深く入っているかどうかは、実際に拝見して作業してみないと分からない部分です。座面を貫通して下まで届いているような場合には、シートを取り外す作業が必要になることもあります。
逆に言えば、フロアのように面で広がっている汚れは、深さより広さの問題になることが多く、範囲を取りこぼさずに作業できるかどうかで結果が変わります。今回のように、マットの下まで確認して手を入れられるかどうかは、その意味でも大きな差になります。
今回の料金
今回の内訳です。
- 車内基本清掃(普通車):30,000円(税込)
- オゾン消臭(オプション):12,000円(税込)
- 合計:42,000円(税込)
料金は作業に入る前に確定させてお伝えします。作業が始まってから金額が増えることはありません。お伝えしている基本プランとオプション以外の費用はいただきません。
出張費・交通費・高速代は、すべて基本料金に含まれています。別途いただくのは、コインパーキングで作業する場合の作業車の駐車代だけです。
なお、汚れの種類によって料金が変わることはありません。嘔吐の跡でも、ペットの毛でも、飲みこぼしでも、車種区分の基本料金は同じです。
作業をした環境について
今回は、ご自宅で電気と水道をお借りして作業させていただきました。ご用意いただける設備は場所によって異なりますので、ご予約のときにお伺いしています。使えるものがはっきりしていると、当日に手戻りがなく進みます。
作業のあとは、車内に水分が残った状態になります。洗った面を乾かす時間が必要ですので、作業が終わってすぐに窓を閉め切って走り出すのではなく、しばらく窓を開けて風を通していただくと、乾きが早くなります。乾ききらないうちに閉め切ると、湿った空気がこもって別のにおいの原因になることがあります。
お立ち会いについては、下のよくあるご質問にまとめています。
嘔吐があったとき、その場でやっていただけること
すぐに業者を呼べないこともあると思います。その場でできることをいくつか挙げておきます。
まず、固形物があれば先に取り除いてください。そのうえで、こすらずに上から押さえるようにして水分を吸わせます。こするとその分だけ繊維の奥へ押し込むことになります。
次に、フロアマットは外してください。外して干しておくだけでも、車内にこもるにおいの量が変わります。外したときに下のカーペットも見ていただくと、今回のような跡が出ているかどうかが分かります。
そして、窓を開けて風を通してください。閉め切ったままにすると、湿ったところが乾かず、においが強くなります。
消臭スプレーを大量にかけるのは、あまりおすすめしません。においの元が残ったままだと、香りが混ざるだけになりやすく、水分が増えたぶん乾きにくくもなります。
よくあるご質問
Q. マットを外した下の床も洗ってもらえますか?
A. はい。フロアマットは取り外して洗浄し、その下のフロアカーペットも作業の範囲に含まれます。今回の菊川市の作業でも、マットを外した状態のカーペットに跡が残っていました。
Q. 自分で拭き取ったあとでも頼めますか?
A. はい。拭き取ったあとのご依頼が実際には一番多いです。表面が乾いていても、繊維の奥に残っているものは拭き取りだけでは出てきません。
Q. 嘔吐のにおいは取れますか?
A. まず汚れを洗い出したうえで、仕上げに消臭を行います。ただし、におい成分が生地の奥深くまで入り込んでいる場合は、乾いたあとに戻ってくることがあります。どこまで入っているかは実際に拝見して判断しますので、ご相談ください。
Q. 普通車だと料金はいくらですか?
A. 車内基本清掃は普通車で30,000円(税込)です。今回はオゾン消臭を追加して、合計42,000円(税込)でした。
Q. オゾン消臭だけを頼めますか?
A. オゾン消臭だけのご依頼は承っておりません。車内基本清掃に付けるオプションとしてご案内しています。においの元が残ったままオゾンだけをかけても、においが戻りやすくなるためです。
Q. 作業のあいだ、そばにいたほうがいいですか?
A. 基本的には、作業の前後だけお立ち会いいただければ大丈夫です。作業のあいだ、ずっとそばにいていただく必要はありません。お立ち会いなしで、お車の鍵の受け渡しとお支払い方法だけ先に決めて作業する場合もあります。
Q. 静岡県まで来てもらえますか?
A. はい。今回は静岡県菊川市まで出張して作業しました。出張費・交通費・高速代は基本料金に含まれています。
まとめ
静岡県菊川市のスズキ エスクードで、嘔吐の車内清掃を行いました。ご相談いただいた床とマットについては、マットを外した状態のフロアカーペットに白い輪ジミが残っており、そこも含めて作業しています。仕上げに消臭作業を行い、料金は車内基本清掃30,000円とオゾン消臭12,000円で、合計42,000円(税込)でした。
マットは外して洗えても、その下のカーペットは外せません。床が気になるというご相談のときに、一度マットをめくって見ていただきたいのはそのためです。ご自身で見て判断がつかないときは、その状態のお写真をお送りいただければ、こちらで拝見してご案内します。どのあたりに跡が出ているか、範囲がどのくらいかが分かれば、どういう作業になりそうかの見当はそこでお伝えできます。金額は、状態を確認したうえで作業前に確定させてご案内します。
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今回と同じように、フロアマットを外して洗い、その下の床のカーペットまで作業した静岡県内の事例です。マットをめくった下がどうなっているのか、写真とあわせてご覧いただけます。
【静岡県裾野市】ダイハツ タフト 運転席・後部座席の嘔吐清掃|フロアマット洗浄事例
同じ静岡県で、助手席の嘔吐にオゾン消臭をあわせてご依頼いただいた事例です。ご自身で拭き取ったあとに残ったにおいが気になる、という点が今回のご相談と重なります。
【御前崎市】スバル インプレッサ 助手席嘔吐清掃・オゾン消臭事例(静岡県)
こちらも静岡県の事例で、嘔吐があったのは後席の足元でした。汚れた場所は違いますが、床に残った跡とにおいへの対応という点は今回と同じです。