宮城県仙台市宮城野区で、日産ノートの車内清掃をご依頼いただきました
宮城県仙台市宮城野区にお住まいのお客様から、日産ノートの車内清掃をご依頼いただきました。後部座席で嘔吐があり、座面と背もたれが気になるというご相談です。
嘔吐の車内清掃は、クルピカ24へのご相談のなかでも特に多いものです。多くの方はまずご自身で拭き取り、そのうえで「これ以上は手の打ちようがない」と感じてご連絡をくださいます。拭いても、乗り込んだときのにおいだけが残る。そういうご相談です。
作業はご自宅の駐車場で行いました。平らな場所で、作業のスペースも確保していただけました。お車をどこかへ運んでいただく必要はなく、停めてある場所へこちらから伺って作業します。
ご依頼いただいた後部座席です
作業の前に撮った1枚です。

シートは濃紺の布で、細かい波形の織り柄が入っています。赤いシートベルトのバックルが見えていて、右上にはドアの開口部が写っています。
この写真は暗く写っています。明るさを上げて見ると、座面と背もたれの境目のあたりは、織り柄の入った面ではなく、無地の生地が縫い合わせてあるのが分かります。無地の面は光の向きで濃くも薄くも見えます。
ご依頼票に書かれていたのは「後部座席の座面と背面」までです。どこに、どれだけかかったのかまでは分かりません。現場では写真ではなく、目と手とにおいで確かめながら範囲を決めていきます。
上から見ると、同じ布地でも見え方が変わります
同じ後部座席を、上から写した1枚です。

右にシートベルトが下りていて、赤いバックルが並んでいます。左上には清掃に使う機材が置かれています。
このシートは、細かい波形の織り柄が入った面と、無地の面が縫い分けられています。同じ濃紺でも、織り柄のある面は光を受けて白い糸が浮き、無地の面はのっぺりと沈んで見えます。布のシートは光の向きだけでも表情が変わりますので、写真の濃い薄いを、そのまま汚れの地図として読むことはできません。
嘔吐の清掃で最初にするのは、この「どこに残っているか」を見きわめる作業です。表面が乾いてしまっていると、見た目には何も残っていないのに、乗り込んだときだけにおう、という状態になります。ここを飛ばして洗い始めると、範囲を取りこぼします。
嘔吐の汚れは、見えている面積より広がっています
シートの表面は布ですが、その下にはウレタンのクッションが入っています。布は水を通しますので、こぼれたものは表面にとどまらず下へ落ちていきます。上から見えている広がりは、いちばん外側の輪郭にすぎません。
嘔吐の場合に必ず見るのが、座面と背もたれの境目です。座って前かがみになった姿勢では、こぼれたものが体の前を伝って、この境目のすき間に流れ込みます。ここは布が折り返して縫い合わされていて、指も掃除機のノズルもまっすぐには入りません。表面を拭いただけでは、そのまま残ります。
シートベルトのバックルの根元も同じです。金具とシートのあいだにわずかなすき間があり、入り込んだものは上から拭いても届きません。今回の後部座席にも、赤いバックルが座面のすぐ上に出ています。
拭き取りだけで終わらせたときに、あとからにおいが戻ってくることがあるのは、この「見えていない側」に残っているためです。表面の目立つ部分はきれいになっていても、においだけが残る、という形になります。
今回行ったのは「車内基本清掃」です
今回のご依頼は車内基本清掃です。シート、フロア、マット、内装部分の洗浄と消臭を行います。天井は、車内基本清掃の範囲には含まれていません。
シートには、リンサークリーナーという機材を使います。洗浄液を出しながら、汚れごと水を吸い上げる機材です。掃除機のように吸うだけのものではなく、繊維の奥に入ったものを液で浮かせて、そのまま吸い出します。表面を拭くだけでは動かない汚れを引き出すために使います。
きれいなシートまで一律に濡らすわけではありません。汚れの元になっている部分を中心に手を入れ、そうでない場所はバキュームだけで仕上げることもあります。
フロアマットは車から外して別に洗います。その下のフロアカーペットは車体に貼り付いていて剥がせませんので、敷かれていた状態のまま上からリンサークリーナーをかけます。マットの縁を越えて下まで届いていることがありますので、マットだけを洗って終わりにはしません。
作業のあとの後部座席です

作業のあとに撮った、同じ後部座席です。赤いバックルが2つ並んだ組と、少し離れた1つという組み合わせも、濃紺の細かい波形の織り柄も、作業前の写真と同じものです。
ただし、ひとつ前にご覧いただいた写真とは、カメラの位置と角度が違います。前は斜め上から座面を広く、こちらは横から寄って背もたれを広く写しています。同じ面を同じ向きから撮った組ではありません。
写り方についても、こちらのほうが明るく写っています。これは撮ったときの光の量の差です。
この1枚から言えるのは、細かい波形の織り柄が、座面から背もたれまで一続きに見えているということです。生地の目が寝てつぶれていたり、拭き跡が筋になって残っていたりする様子は、この写り方の範囲では見当たりません。
ご依頼は後席でも、車内全体に手を入れます

前の席まわりです。ステアリング、シフトレバー、サイドブレーキ、センターコンソールが写っています。
車内基本清掃は、汚れた1か所だけを狙うメニューではありません。天井以外の車内が範囲ですので、ご相談が後部座席でも、前の席や足元、内装の面まで一緒に手を入れます。
においは車内でつながっています。後席だけを洗って前の席をそのままにしておくと、乾いたあとに、手を入れていない側からにおいが戻ってくることがあります。
嘔吐のときは、外に出ようとしてドアや内張りに手をつかれることがあり、ご本人が覚えていない場所に付いていることがあります。範囲を限定せず見るのは、そのためです。
嘔吐のにおいについて、あらかじめお伝えしていること
シートの中のウレタンの中心部まで入り込んでいる場合は、乾いたあとににおいが戻ってくることがあります。リンサークリーナーで吸い出せるのは、表面からおよそ5cmまでです。
これは、ご依頼の前にお伝えするようにしています。どこまで入っているかは、実際に拝見して作業してみないと分からないためです。座面を貫通して下まで届いているような場合には、シートを取り外す作業が必要になることもあります。
とはいえ、深くまで入っている案件ばかりではありません。量が多くなかった場合や、こぼれてから時間が経っていない場合は、表面側で止まっていることのほうが多くなります。逆に、乾ききってからのご相談では、範囲が分かりにくくなるぶん、探すところから始まります。
どのくらいの見込みになりそうかは、お車の状態と、こぼれてからの経過によって変わります。実際に拝見したうえでご相談させてください。
今回の料金
今回の内訳です。
- 車内基本清掃(普通車):30,000円(税込)
- 合計:30,000円(税込)
日産ノートは普通車ですので、車内基本清掃は30,000円(税込)です。今回はオプションを付けていませんので、合計もそのままの金額です。
料金は作業に入る前に確定させてお伝えします。作業が始まってから金額が増えることはありません。お伝えしている基本プランとオプション以外の費用はいただきません。
出張費・交通費・高速代は、すべて基本料金に含まれています。別途いただくのは、コインパーキングで作業する場合の作業車の駐車代だけです。
汚れの種類によって料金が変わることもありません。嘔吐でも、ペットの毛でも、飲みこぼしでも、車種区分の基本料金は同じです。汚れの種類ごとに加算していく「特殊清掃」という料金区分は、クルピカ24にはありません。
ご利用いただける決済手段は、下のよくあるご質問にまとめています。
仙台市宮城野区で作業するときの、電源のこと
宮城県では、施工には電源をお借りします。30m以上の延長コードを持参しますので、お車から30m以内にコンセントがあるかをご確認ください。お近くに無い場合は、ご実家・ご友人宅・勤務先など電源をお借りできる場所へお車を移動していただく形になります。
延長コードはこちらで持参します。お客様にご用意いただくものではありません。ご確認いただきたいのは、コンセントの場所と、そこからお車まで届きそうかという点だけです。
30mというのは、思っているより長い距離です。玄関先や車庫の壁、屋外の水栓のそばにあるコンセントから届くことが多くなります。逆に、少し離れた月極駐車場や、共用部からしか電気が取れない場所に停めていらっしゃる場合は、その場でお借りできないことがあります。そのときは、ご実家・ご友人宅・勤務先など電源をお借りできる場所へお車を移動していただく形でご案内しています。
ご予約のときに、この点をお伺いしています。当日になってから電源が見つからないと作業ができず、日を改めていただくことになってしまいます。
作業のお時間は約1〜3時間です。今回のように車内全体に手を入れる場合は、約3時間が目安です。立ち会いについては、下のよくあるご質問にまとめています。
作業のあとの乾燥について
洗浄をした面は、作業が終わった時点でまだ湿り気が残っています。お渡ししたあと、しばらくは窓を開けて風を通していただくと乾きが早くなります。閉め切ったまま停めておくと湿った空気が車内にこもり、それが別のにおいの原因になることがあります。晴れた日なら、少し窓を開けて日なたに停めておくだけでも違います。
シートカバーを掛けていらっしゃる場合は、乾くまで戻さないでください。また、シートカバーは作業の前にお客様のほうで外しておいていただけると助かります。
嘔吐があったとき、その場でやっていただけること
すぐに業者を呼べないこともあると思います。その場でできることを挙げておきます。
まず、固形物があれば先に取り除いてください。そのうえで、こすらずに上から押さえて水分を吸わせます。こすると、その分だけ繊維の奥へ押し込むことになります。乾いたタオルや紙を当てて体重をかけて押す。これを何度か替えながら繰り返すのが、いちばん取れます。
次に、フロアマットは外して干してください。風に当てておくだけでも、車内にこもるにおいの量が変わります。下のカーペットまで届いていないかも見ていただけると、あとのご相談が早くなります。
そして、窓を開けて風を通してください。閉め切ったままにすると、濡れたところが乾かず、においが強くなっていきます。
消臭スプレーを大量にかけるのは、あまりおすすめしません。においの元が残ったままだと香りが混ざるだけになりやすく、水分が増えたぶん乾きにくくもなります。
よくあるご質問
Q. 後部座席だけの汚れでも頼めますか?
A. はい。今回の仙台市宮城野区の日産ノートも、気になっていたのは後部座席の座面と背もたれでした。車内基本清掃は天井以外の車内が範囲ですので、後席が中心のご相談でも、車内全体に手を入れます。
Q. 自分で拭き取ったあとでも大丈夫ですか?
A. はい。拭き取ったあとのご相談も承っております。表面が乾いていても、シートの縫い目やバックルの根元、生地の奥に入ったものは、拭き取りだけでは出てきません。
Q. 嘔吐のにおいは完全に取れますか?
A. まず汚れを洗い出したうえで、仕上げの消臭を行います。ただし、生地の下のクッション材の奥まで入り込んでいる場合は、乾いたあとににおいが戻ってくることがあります。吸い出せる深さには限りがありますので、どこまで入っているかは拝見して判断します。まずはご相談ください。
Q. 電源が近くにない駐車場でも来てもらえますか?
A. 宮城県では、施工の際に電源をお借りしています。お車から30m以内にコンセントがあるかをご確認ください。延長コードはこちらで持参しますので、ご用意いただく必要はありません。近くに電源が無い場合は、ご実家・ご友人宅・勤務先などお借りできる場所へお車を移動していただく形でご案内しています。
Q. 普通車だと料金はいくらですか?
A. 車内基本清掃は普通車で30,000円(税込)です。今回はオプションを付けていませんので、お支払いいただいた合計も30,000円(税込)でした。出張費・交通費・高速代は基本料金に含まれています。
Q. 支払いはカードでもいいですか?
A. 現金のほか、クレジットカード・電子マネーがご利用いただけます。ただしご利用いただける決済手段は、担当する提携業者によって異なります。ご予約時にご確認ください。
Q. 作業のあいだ、そばにいたほうがいいですか?
A. 基本的には、作業の前後だけお立ち会いいただければ大丈夫です。作業のあいだ、ずっとそばにいていただく必要はありません。お立ち会いなしで、お車の鍵の受け渡しとお支払い方法だけ先に決めて作業する場合もあります。
Q. 宮城県まで来てもらえますか?
A. はい。今回も仙台市宮城野区まで出張して作業しました。ご自宅の駐車場で作業していますので、お車を運んでいただく必要はありません。
まとめ
宮城県仙台市宮城野区の日産ノートで、後部座席の嘔吐の車内清掃を行いました。ご相談いただいたのは座面と背もたれで、料金は車内基本清掃(普通車)の30,000円(税込)のみ、オプションは付けていません。
嘔吐のご相談で気にしていただきたいのは、見えている面積よりも、その内側と下側です。座面と背もたれの境目、バックルの根元、そしてウレタンの奥。拭き取りのあとに、においだけが残るのは、その部分が手つかずのままになっているためです。
ご自身で判断がつかないときは、その状態のお写真をお送りください。どのあたりに残っていそうか、範囲がどのくらいかが分かれば、どういう作業になりそうかの見当はそこでお伝えできます。金額は、状態を確認したうえで作業前に確定させてご案内します。
おすすめの記事
【仙台市青葉区】アルファードの後部座席で発生した嘔吐汚れと臭いの車内清掃事例
同じ仙台市で、後部座席の嘔吐に対応した事例です。座面だけでなく、シートのパンチング部分やフロアマットまで確認しながら進めています。後席の作業がどこまで及ぶのかを見ていただけます。
【仙台市太白区】トールの後部座席下に入り込んだ嘔吐汚れと臭いの車内清掃事例
後席まわりの空間が広いお車の事例です。見える範囲に汚れが少なくても、シートの下の空洞や樹脂パーツのすき間に流れ込んでいることがある、という話をしています。「見えないところまで届いているのでは」と気になる方に。
宮城県亘理郡亘理町|コーヒーのシミ除去をしたスバルのインプレッサ車内清掃施工事例(保険適用案件)
嘔吐ではありませんが、布のシートに染み込んでしまった飲みもののシミに対応した宮城県内の事例です。布は液体を奥まで通してしまうため、表面を拭くだけでは終わらないという点が今回と重なります。