2026年7月、兵庫県尼崎市で、トヨタ ヴォクシーの車内清掃をご依頼いただきました。3列目の折りたたみシートに嘔吐してしまい、座面と背もたれだけでなく、シートを支えるレール部分にも汚れが入り込んでしまったというご相談です。
車内で嘔吐が起きてしまった場合、多くの方がまず気にされるのが「シートを分解しないと綺麗にならないのではないか」「分解になったら追加料金はどれくらいかかるのか」という点です。今回のご依頼でも、シート分解が必要になるかどうか、追加料金が発生するのかどうかについて、事前に知っておきたいというご要望をいただきました。この記事では、実際の現場での確認内容と対応の考え方、料金の目安、そして清掃後の状態までを、今回の事例としてまとめています。同じように3列目シートの嘔吐汚れでお悩みの方や、分解清掃・追加料金の有無が気になっている方の参考になれば幸いです。
今回のご相談内容と、現場で分かったこと

今回ご依頼をいただいたのは、兵庫県尼崎市にお住まいの方で、車種はトヨタ ヴォクシーです。クルピカ24の料金区分ではミニバン・大型SUV・ワンボックスは大型車区分に含まれるため、ヴォクシーも大型車としての料金案内になります。
今回の状態としては、3列目の折りたたみシートへの嘔吐が確認できました。座面と背もたれの表面だけでなく、シートを前後にスライドさせるためのレール部分にも嘔吐物が付着している状態で、シート表面の清掃だけでは対応が終わらない可能性があるご相談でした。
ご依頼者様からは、事前に「シートを分解する必要があるのかどうか」「分解になった場合、追加料金はどの程度かかるのか」を知りたいというご要望をいただいていました。車内清掃は、汚れの範囲や染み込み具合によって、通常の清掃だけで対応できる場合と、シートを取り外して分解清掃が必要になる場合とで、作業内容や料金が変わってきます。特にレール部分やシート裏側など、分解しないと見て確認できない範囲がある場合は、現場で車両を確認したうえで判断する必要があります。
今回も同様に、現地でシートとレールの状態を確認したうえで、通常清掃の範囲で対応可能か、分解清掃の提案が必要かを判断するという進め方をしています。実際の車を確認する前の段階で分解の要否や追加料金をはっきりお伝えすることは難しいため、まずは現地確認を前提としたご案内になる点は、この場を借りてお伝えしておきたいと思います。
清掃前は、どんな状態だったか
現場に伺い、まず3列目シートの状態を確認しました。背もたれの表面には茶褐色の汚れが広範囲に付着しており、座面にも同様の汚れが確認できました。嘔吐物は乾いてしまっている状態で、生地の織り目に汚れが入り込んでいる様子が見て取れました。
さらに座面を持ち上げてシートレール部分を確認すると、レールの溝や動く部分にも嘔吐物が付着していることが分かりました。レール部分は座席の下に隠れており、普段は目に入りにくい箇所ですが、嘔吐物のように水分を多く含む汚れの場合、座面の隙間からレールにまで流れ込んでしまうことがあります。今回もまさにそのケースで、表面の汚れだけでなく、レール部分の汚れも合わせて確認する必要がありました。
このように、嘔吐による汚れは「見えている部分」だけでなく、「シートの作り上、汚れが流れ込みやすい部分」まで含めて確認することが重要です。座面とレールの両方に汚れが及んでいる状態を踏まえ、通常の清掃で対応できる範囲か、分解を伴う清掃が必要になるかを、実際の状態を見ながら判断していく流れとなりました。
実際に行った清掃の内容
現場での確認結果をもとに、車内全体清掃をもとにした作業を行いました。基本清掃では、シート、フロア、マットなどの内装部分について、汚れや臭いの原因となっている箇所を中心に洗浄・消臭作業を行います。今回も3列目シートの座面・背もたれを中心に、汚れている箇所の洗浄作業を実施しています。
シートレール部分については、座面の隙間から入り込んだ汚れが付着していたため、通常の座面清掃とは別に、レール部分に届く範囲での清掃を行っています。レールは動く部品でもあるため、汚れの状態や入り込み方によっては、清掃だけで対応できる場合と、シートを取り外す分解清掃まで踏み込んで対応したほうがよい場合とがあります。今回は、現地でシートとレールの状態を確認した結果、シート表面・レール部分ともに通常清掃の範囲で対応が完了し、分解清掃は不要でした。分解清掃が必要かどうかで悩まれている方にとっては、まず現地確認を依頼できるかどうかが、追加料金の有無を知るための最初のステップになります。
あわせて、嘔吐特有の臭いへの対応として、オゾン消臭のオプションを実施しています。オゾン消臭は、車内の空間全体にオゾンを行き渡らせることで、臭いのもとになっている部分にも働きかける作業です。嘔吐の臭いは、表面の汚れを洗浄しただけでは臭いの元まで対応しきれないことがあるため、洗浄作業とあわせてオゾン消臭を組み合わせるご案内をすることがあります。今回のご依頼でも、洗浄作業に加えてオゾン消臭を実施することで、汚れている箇所の洗浄と臭いへの対応を合わせて行っています。
なお、車内清掃全般において、「完全に臭いが取れる」「完全消臭できる」といった保証はできません。汚れの染み込み具合や経過時間、素材の状態によって仕上がりには差が出るため、汚れの原因になっている場所に合わせて洗浄・消臭作業を丁寧に行うという考え方で対応しています。
清掃が終わったあとの状態
洗浄・消臭作業を終えた時点で、3列目シートの座面・背もたれの汚れていた箇所は解消され、シートレール部分についても付着していた汚れへの対応を行いました。作業前に確認していた茶褐色の汚れは、洗浄作業によって目に見える形で改善されています。


嘔吐汚れの清掃では、見た目の汚れが取れたあとも、臭いが残っていないか、生地の奥に汚れが残っていないかを含めて確認することが大切です。今回はオゾン消臭もあわせて実施しているため、洗浄作業と消臭作業の両面から対応しました。


気になる料金は、いくらだったか
今回のご依頼は、大型車区分の基本料金にオゾン消臭オプションを組み合わせたご案内となりました。
- 大型車 基本清掃:35,000円(税込)
- オゾン消臭オプション:12,000円(税込)
- 合計:47,000円(税込)
クルピカ24の車内全体清掃の基本料金は、軽自動車が25,000円(税込)、普通車が30,000円(税込)、大型車が35,000円(税込)です。ヴォクシーのようなミニバンは大型車区分に含まれるため、今回のご依頼も大型車料金でのご案内となっています。
オゾン消臭のような臭い対応のオプションは、必要性が高いと判断される場合にご案内するオプションで、すべてのご依頼に一律で付けているものではありません。今回は嘔吐という臭いが強く出やすい汚れの内容であったこと、依頼者様からも臭い対応へのご要望があったことから、洗浄作業にオゾン消臭を組み合わせたご案内としています。
今回のケースでは、現地確認の結果、シートレール部分の汚れも通常清掃の範囲で対応が完了し、分解清掃や追加料金は発生していません。ただし、シートレール部分の汚れ具合によっては、通常清掃の範囲で対応が難しく、シートの分解や部品の取り外しが必要になるケースもあります。分解清掃が必要になった場合の料金は、汚れの範囲や作業内容によって変わるため、通常の基本料金だけで一律にご案内することはできません。分解を伴う清掃が必要になりそうな場合は、現地確認のうえで、あらためて料金の目安をお伝えする流れとなります。「分解が必要かどうか分からないまま追加料金だけが心配」という状態を避けるためにも、まずは実際の車を確認できる出張清掃をご相談いただくことをおすすめしています。
なぜ、早めの清掃がおすすめなのか
嘔吐汚れは、時間がたつほど生地の奥まで汚れが染み込みやすくなり、臭いの原因も取れにくくなっていきます。今回のように座面からレール部分まで汚れが流れ込んでいるケースでは、放置している時間が長いほど、金属部分がサビてしまったり、臭いが染み付いてしまったりする可能性があります。
また、車内に汚れた部分を残したまま走行を続けると、振動や温度変化によって汚れがさらに広がってしまうこともあります。特に夏場や気温の高い時期は、雑菌が増えやすく、臭いが強くなるスピードも早まる傾向があります。「少し様子を見てから連絡しよう」と考えているうちに、結果として汚れの範囲が広がり、清掃の難易度や料金が上がってしまうケースも考えられます。気づいた時点でできるだけ早めに相談することが、結果的に負担を抑えることにつながります。
自己流でシートを拭き取ったり、市販の洗剤で対応しようとする方もいらっしゃいますが、嘔吐物の成分や染み込み方によっては、かえって汚れを広げてしまったり、生地を傷めてしまったりすることもあります。特にレール部分のような動く箇所は、無理に分解しようとすると部品を壊してしまうおそれもあるため、専門の清掃業者に実際の状態を見てもらったうえで、どう対応するか決めることをおすすめします。
駐車場に電気・水道がない場合はどうする?
今回の現場は、月極駐車場での作業となりました。平地の駐車場で、作業スペース自体は確保できる環境でしたが、駐車場内での電気・水道の借用はできない状況でした。
車内清掃は、洗浄や消臭の作業内容によって、水や電源を使用する場面があります。駐車場によっては、水道や電源の借用ができない場所も少なくありません。このような場合は、出張対応時に水や電源をこちらで用意して作業を行うケースがあります。クルピカ24では、こうした電気・水道の借用ができない現場でも、対応できる場合があります。ご自宅や契約されている駐車場の設備状況が分からない場合でも、まずは駐車場の種類(マンション敷地内・戸建て前・月極駐車場・コインパーキングなど)や、電気・水道が使えるかどうかをお伝えいただければ、対応できるかどうかをご案内いたします。
よくあるご質問
Q. クルピカ24は自社で清掃していますか?
案件によって対応形態が異なる場合があります。今回の兵庫県尼崎市の案件のように、現地での確認・対応を行っています。具体的な対応形態については、お問い合わせの際にご案内いたします。
Q. 嘔吐の臭いはちゃんと取れますか?
汚れの染み込み具合や経過時間、素材の状態によって仕上がりには差があるため、「完全に取れます」とお約束することはできません。ただし、座面表面だけでなく、今回のようにシートレールなど汚れが流れ込みやすい箇所まで含めて確認し、原因箇所に応じた洗浄・消臭作業を行うようにしています。
Q. シートの分解が必要かどうかは、いつ分かりますか?
写真や電話でのお申告だけで分解の要否を確定することは難しく、実際の車を確認したうえで判断することが基本になります。座面の隙間から汚れがレールまで流れ込んでいるようなケースでは、現地で座面を持ち上げるなどして状態を確認したうえで、通常清掃で対応できる範囲か、分解を伴う対応が必要かをお伝えします。
Q. 分解清掃になったら、追加料金はいくらですか?
分解清掃の料金は、汚れの範囲やシートの状態によって変わるため、一律の金額でお伝えすることはできません。分解が必要と判断される場合は、現地確認のうえであらためて金額の目安をご案内いたします。
Q. 電気や水道がない駐車場でも大丈夫ですか?
駐車場によって対応可否が変わりますが、電気・水道の借用ができない現場でも対応できる場合があります。今回の兵庫県尼崎市の現場も、月極駐車場で電気・水道の借用ができない状況でしたが、出張対応として作業を行っています。駐車場の状況が分からない場合は、まずは駐車場の種類や設備状況をお知らせください。
Q. 対応エリアはどこですか?
兵庫県内をはじめ、対応エリアについてはお問い合わせの際にご案内しています。近隣エリアの方もあわせてご相談ください。
あわせて読みたい施工事例
嘔吐の汚れは、座面の表面だけでなく、シートの隙間やレールなど、構造上汚れが流れ込みやすい場所にまで広がっていることがあります。分解清掃が必要かどうか迷うケースや、オゾン消臭を組み合わせたケースなど、似たような状況の施工事例もあわせてご覧ください。
同じ3列目シートへの嘔吐でお困りだった方の事例です。兵庫県内・神戸市東灘区でのご依頼で、分解が必要になるかどうか迷われたケースでもあります。今回と近い状況なので、あわせてご覧いただくと参考になります。
3列目シートの嘔吐汚れ・臭い除去の車内清掃事例(神戸市東灘区・トヨタ エスクァイア)
まとめ
今回は、2026年7月に兵庫県尼崎市でご依頼いただいたトヨタ ヴォクシーの3列目シート嘔吐清掃の事例をご紹介しました。座面・背もたれの汚れに加えて、シートレール部分にも汚れが及んでいたケースでしたが、現地確認の結果、通常清掃の範囲で対応が完了し、分解清掃は不要でした。料金については、大型車の基本清掃35,000円(税込)にオゾン消臭オプション12,000円(税込)を組み合わせ、合計47,000円(税込)でのご案内となりました。
シートの分解要否や追加料金の有無が分からないまま不安を抱えている方は、まず実際の車を確認できる出張清掃のご相談をおすすめします。電気・水道の借用ができない駐車場でも対応できる場合がありますので、駐車場の状況とあわせてお気軽にお問い合わせください。
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今回と同じ車種、トヨタ ヴォクシーの嘔吐清掃事例です。地域は和歌山市と異なりますが、同じ車種での対応の様子が分かるので、ヴォクシーの車内清掃を検討されている方の参考になります。