車の中でペットが吐いてしまった、というご相談でした
宮崎県東臼杵郡美郷町のお客様から、車の中でペットが吐いてしまった、というご相談をいただきました。お車はホンダのフリード クロスターです。
うかがったお話は、嘔吐のことだけではありませんでした。ペットの毛と、車内に残っているにおいも一緒に見てほしい、というご相談です。気になる場所として挙げていただいたのは、後部座席と、床やマットのまわりでした。
ペットを乗せていれば、車内はどうしても汚れます。体調によって吐いてしまうことはありますし、毛は乗せるたびに落ちます。走っているあいだの振動で生地の目に入り込んでいきますので、気づいたときには家庭用の掃除機では追いつかなくなっていることがほとんどです。こういった汚れも、そのままお任せください。毎日忙しいお客様に代わって、クルピカ24がしっかり清掃します。
今回は、車内基本清掃(普通車)30,000円(税込)での作業です。オプションは付けていません。
拭いても、生地の中には残ります
吐いてしまったとき、まずタオルや布で押さえて拭かれる方が多いと思います。それで表面に出ているものは取れます。ただ、シートもフロアのカーペットも、表面の生地の下にクッション材が入った構造になっています。液体は生地の目をとおって下へ落ちていきますので、拭いて届くのは上の層までです。
においが残るのも同じ理由です。においのもとは表面ではなく、生地の下に入ったところに残っています。市販の消臭スプレーをかけても、届くのはやはり表面までです。上からにおいを重ねるかたちになり、しばらくすると元のにおいが戻ってきた、というご相談は実際によくいただきます。
毛は、また別の残り方をします。細い毛は生地の目に刺さるように入り込みますので、掃除機のヘッドを当てても、吸い口の風だけでは起き上がってきません。フロアのカーペットに寝てしまった毛や、シートのレールの溝に入った毛が、これにあたります。
作業の前の、シートレールまわりの床です

シートのレールと、そのまわりの床です。濃いグレーのカーペットに、砂とほこりが広い範囲にのっています。細い毛も一緒に入り込んでいて、カーペットの目に沿って寝ています。黒い金属のレールにも、溝の中まで同じものが入っています。
こうした砂やほこりは、乗り降りのたびに靴から落ちるものです。ペットを乗せるお車では、そこに毛が重なっていきます。レールの下やまわりは手が入りにくく、家庭用の掃除機ではノズルそのものが届きません。ここは、ご自身で掃除をされていても残りやすい場所です。
フロアは、マットを外して洗います。その下のカーペットは剥がさず、上からリンサークリーナーをかけて洗っていきます。
溶剤をかけて汚れを浮かせてから、水ごと吸い上げます

洗剤の泡を乗せたところです。白く見えているものが泡で、シートの座面と背もたれの全体にかかっています。
リンサークリーナーは、汚れに合わせた溶剤をシートにかけて浮かせたあとに、水と一緒に水分ごと吸い上げる機械です。バキュームで表面のものを吸ったあとに、この機械でシート内部に浸透した汚れを洗い、吸い出していきます。
写真は、この溶剤をかけた状態です。清掃の作業というと、機械を当てて吸い取るところを思い浮かべる方が多いのですが、その前に、生地の中の汚れを浮かせる工程が入ります。汚れを浮かせてから吸い出すので、表面を拭くのとは届く深さが変わります。
リンサークリーナーは必ず使います。どこまで使うかは、汚れの出ている場所に合わせて、担当する者が決めています。汚れの出ていないきれいなシートは、バキュームだけで仕上げることもあります。汚れの付き方によっては、スチームも使います。
同じ場所を、作業のあとに撮ったものです

作業のあとに、同じ場所を撮ったものです。1枚目で広い範囲にのっていた砂とほこり、そこに入り込んでいた毛は見当たりません。黒い金属のレールも、溝に入っていたものも見当たらなくなり、金属の面が出ています。
床のカーペットは、汚れているかどうかが分かりにくい場所です。もともとの色が濃いので、砂やほこりが入っていても、ぱっと見ただけでは沈んで見えません。並べて見ていただくと、目のつまり方が変わっているのが分かると思います。
毛もにおいも、まとめてお引き受けします
車内基本清掃は、天井を除いた車内が作業の範囲です。シート、フロア、マット、内装の拭き取りまで、一台ぶんを通して作業します。そのため、嘔吐のぶんだけを切り分けて、ということはしていません。ご相談いただいた毛も、普段の乗り降りで入る砂やほこりも、あわせてお引き受けします。
ペットを乗せるお車では、気になる場所がひとつに収まらないことがほとんどです。吐いてしまった場所だけでなく、毛は座った場所にとどまりませんし、においは車内全体にまわります。今回のご相談も、嘔吐と毛とにおいの3つでした。どれか1つを選んでいただく必要はありません。
ペットを乗せるお車で、汚れが出やすいところ
ペットを乗せているお客様からのご相談では、気になる場所として挙がるところがだいたい決まっています。ひとつは、座面と背もたれのあいだの折り返しです。毛やほこりが落ちて、そこで止まります。指では届きませんし、掃除機のノズルも先が入りません。
もうひとつは、シートとシートのあいだ、シートとドアのあいだのすき間です。落ちたものがそのまま下へ入っていき、フロアのカーペットの上にたまります。今回の1枚目の写真のように、シートのレールのまわりは、そのたまり場になりやすい場所です。
吐いてしまったときも同じで、座面で受けきれなかったぶんは、すき間から下へ落ちます。後部座席が気になる、というご相談でも、床まで見ておく必要があるのはこのためです。車内基本清掃はシートもフロアも範囲に入っていますので、この落ちた先まであわせて洗います。
においについて、先にお伝えしていること
シートの中のウレタンの中心部まで入り込んでいる場合は、乾いたあとににおいが戻ってくることがあります。リンサークリーナーで吸い出せるのは、表面からおよそ5cmまでです。
より深くまで浸透していて、リンサークリーナーでは吸い出せないと判断した場合には、シート脱着(11,000円・税込/脚)をご提案させていただくこともございます。シートを外すと、座面の裏側と、シートの下の床まで手が入ります。
どのくらいまで下げられそうかは、状態によって変わります。実際に拝見したうえでご相談させてください。
作業のあとの乾燥について
作業のあとは、リンサークリーナーで脱水してからお返ししています。それでも湿った状態でのお返しとなりますので、乾燥期間が1日から必要です。駐車中に少し窓を開けておける環境でしたら、風を通していただくと早く落ち着きます。
窓を開けておけない駐車場でも、作業はお受けしています。窓開けはお願いであって、条件ではありません。乾燥の1日は、駐車の環境にかかわらずみていただいています。作業の翌日にお車を使うご予定がある場合は、ご予約のときにお知らせください。日程を合わせてご案内します。
お立ち会いと、当日の流れ
基本的には、作業の前後だけお立ち会いいただければ大丈夫です。作業のあいだ、ずっとそばにいていただく必要はありません。お立ち会いなしで、お車の鍵の受け渡しとお支払い方法だけ先に決めて作業する場合もあります。
作業の時間は約1〜3時間です。今回のように一台ぶんを通して清掃する場合は、3時間ほどをみていただいています。そのあいだ、お客様はご自宅の中で過ごしていただいて構いません。
シートカバーを付けておられる場合は、当日までに外しておいていただけると助かります。当日になってから外すと、その分のお時間がかかります。
電気と水道について
美郷町でのご依頼では、電源は原則不要です。ご予約状況により、電源をお借りできる場所への移動をお願いする場合があります。
ポータブル電源を積んで伺い、作業に使う水も持参します。今回は、ご自宅の駐車場で電気も水道もお借りできる環境でした。
今回の料金
| 内容 | 料金 |
|---|---|
| 車内基本清掃(普通車) | 30,000円(税込) |
| 合計 | 30,000円(税込) |
汚れの種類で料金は変わりません。ペットの嘔吐でも、毛でも、においでも、金額はお車の区分で決まります。ペットだから高くなる、ということはありません。
出張費・交通費・高速代は、基本料金に含まれています。別途かかるのは、コインパーキングで作業する場合の、作業車の駐車代だけです。お客様ご自身の駐車代をご負担いただくものではありません。
料金は作業に入る前に確定させてお伝えします。作業が始まってから金額が増えることはありません。お伝えしている基本プランとオプション以外の費用はいただきません。金額はお車の区分で決まっていますので、ご予約の時点で確定しています。
早めにご相談いただけると
吐いてしまったものは、時間がたつほど下の層へ進みます。表面が乾いても、中に入ったものは乾ききらずに残り、湿度が上がった日に、においだけが戻ってきます。夏場に窓を閉めた車内へ乗り込んだときに強く感じるのは、このためです。
毛も同じで、放っておくほど生地の奥へ入り込みます。掃除機をかけるたびに表面の分だけが取れて、奥の分が残っていきますので、時間がたつほど取り出しにくくなります。
ご自身で拭いたあと、においが気になるようでしたら、その時点でご相談ください。中に入ったものは、時間で消えるものではありません。日が浅いほど、届く範囲は広くなります。
日程の都合でお困りの場合も、ご相談のときにお知らせください。作業のあとは乾燥のお時間をみていただく必要がありますので、お車を使うご予定から逆算して日をお取りします。週末に遠出をされるご予定があるようでしたら、その前に間に合う日でご案内できるか確認します。
よくあるご質問
Q. ペットが吐いたにおいは、完全に取れますか?
A. 生地の表面からおよそ5cmまでの範囲であれば、リンサークリーナーで吸い出せます。それより深いところまで入っている場合は、乾いたあとににおいが戻ることがあります。無臭になるとお約束することはできませんが、どこまで下げられそうかは、お車の状態を見てご相談させていただきます。
Q. ペットの汚れだと料金は高くなりますか?
A. 高くはなりません。嘔吐でも毛でも、汚れの種類による追加はいただいておりません。お車の区分で決まります。今回のフリード クロスターは普通車ですので、30,000円(税込)です。
Q. 毛も一緒にお願いできますか?
A. はい。嘔吐の箇所だけを清掃するのではなく、シートもフロアもマットも通して作業しますので、そこに入った毛もあわせて取っていきます。
Q. 電気や水道がない場所でも大丈夫ですか?
A. 美郷町では原則不要です。ただし、ご予約の状況によっては、電源をお借りできる場所への移動をお願いすることがあります。ご相談のときにお伝えします。
Q. 作業のあいだ、そばにいたほうがいいですか?
A. ずっとそばにいていただく必要はありません。前後だけお立ち会いいただければ大丈夫です。お立ち会いなしで、鍵の受け渡しとお支払い方法を先に決めて作業することもあります。
Q. 乾くまでどれくらいかかりますか?
A. 1日からみていただいています。脱水してからお返ししていますが、それでも湿った状態でのお返しになります。窓を少し開けて風を通していただけると、早く落ち着きます。
Q. 支払いは何が使えますか?
A. 現金のほか、クレジットカード・電子マネーがご利用いただけます。ただしご利用いただける決済手段は、担当する提携業者によって異なります。ご予約時にご確認ください。
まとめ
宮崎県東臼杵郡美郷町のホンダ フリード クロスター、ペットが車内で吐いてしまったというご相談でした。毛とにおいも一緒に、というお話でしたので、車内基本清掃(普通車)30,000円(税込)で、後部座席と床まわりを含めて一台ぶん清掃しています。
シートのレールまわりの床は、作業の前に砂とほこり、毛が広い範囲に入っていました。溶剤をかけて汚れを浮かせ、リンサークリーナーで水ごと吸い出したあとは、カーペットの目にそれらが見当たらなくなり、レールも金属の面が出ています。
ペットを乗せていて、吐いてしまった、毛が取れない、においが気になる、というお困りごとがありましたら、そのままの状態でご相談ください。ご自身で処理をしてからでなくて構いません。お車の区分と、気になっている場所をお知らせいただければ、金額をお伝えしたうえでご予約をお取りします。
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