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【滋賀県彦根市】マツダ デミオのシート下カビの車内清掃|シート脱着・防カビコート

マツダ デミオのシート下(滋賀県彦根市)

何度きれいにしても、また白いカスが出てくる

滋賀県彦根市にお住まいのお客様から、マツダ デミオの車内についてご相談をいただきました。お困りだったのは、運転席の足元です。

掃除機をかけて、拭き取って、いったんはきれいになる。ところがしばらく経つと、また同じ場所に白いカスのようなものが散らばっている。それが一度や二度ではなく、何度も繰り返されていたそうです。

粒のようなものが、いくら掃除をしても出てくる。この状況を前にして、お客様は虫が入り込んでいるのではないかと考えていらっしゃいました。お問い合わせをいただいた時点でも、虫がいるのかもしれない、というお話でした。粒状のものが繰り返し現れるとき、まっさきに虫を思い浮かべるのは自然なことだと思います。

ただ、車内で虫を見かけたわけではありませんでした。姿を見ていないのに、粒だけが繰り返し出てくる。だから余計に気持ちが悪い。そういうご相談でした。

そして実際に彦根市までうかがい、運転席まわりを確認したところ、白いカスの正体は虫ではありませんでした。カビでした。

シートの下で、何が起きていたか

座面の下がどうなっているかは、ふだん目にすることがありません。次の写真は、後部座席の座面を持ち上げて、その下のフロアを見た状態です。

後部座席の座面を持ち上げた状態のフロア面。ベージュ色の粒状のものが広い範囲に散らばっている

ベージュ色の粒のようなものが、フロアの広い範囲に散らばっています。シートベルトのバックルや、オレンジ色のクリップ、フロアマットの端も一緒に写っています。

もう少し引いた画角で撮ったものが、こちらです。

後部座席の座面のウレタンが持ち上がり、その下のフロア面が見えている状態

座面のウレタン(クッション材)が持ち上がり、その下のフロアが見えています。座る面のすぐ下に、これだけの広さのフロアが隠れています。掃除機をかけるときに目に入るのは、このうちのごく一部です。

この2枚は、ほかより画質が粗くなっています。現場で担当者が記録した画面をあらためて撮影したものだからです。見づらい点はご容赦ください。それでも、粒がどれくらいの範囲に広がっていたかは伝わるかと思います。

車のシートの下は、湿気がこもりやすい場所です。人が座る面のすぐ下にありながら、空気がほとんど動きません。日差しも入らず、風も通らない。雨の日に濡れた靴で乗り降りすれば、その水分は足元のカーペットに移り、シートの下へと入り込んでいきます。

そこにあるのは、布とウレタンと、繊維でできたカーペットです。水分を抱えたまま、乾ききらない。カビにとっては条件が揃った場所だと言えます。

車の中は、外から見るぶんには乾いた空間に見えます。屋根があり、窓が閉まっていて、雨が直接当たるわけでもありません。ただ、閉め切った車内は湿気の逃げ場がない空間でもあります。乗り降りのたびに持ち込まれた水分が、外に出ていかないまま足元にたまっていく。とくに座席の下は、その水分がいちばん最後まで残る場所です。

そして、この場所には掃除機のノズルも、雑巾も届きません。届く範囲だけをどれだけ丁寧に掃除しても、発生源そのものはシートの下に残ったままです。

何度きれいにしても白いカスが出てくる、という現象の理由はここにありました。表面に見えていたものは、シートの下で起きていたことの結果でした。だから、表面だけを追いかけている限り、同じことが繰り返されます。

同じ後部座席の、持ち上げた座面の裏側も、近くから確認しています。

後部座席の持ち上げた座面の裏側。ベージュ色に成形されたウレタン(クッション材)

ベージュ色に成形されたフォームで、その下にフロアカーペットの黒い面が見えています。ふだん、車に乗っている限り目にすることのない面です。

シートを座席として使っているときは、この裏側もフロアも、まったく視界に入りません。裏を返せば、ここで何が起きていても気づけないということでもあります。今回のように「原因が分からないまま汚れだけが繰り返す」というご相談では、こういう見えない場所を一度確認しておく意味があります。

今回おこなった作業

原因がシートの下にある以上、シートを外さないことには話が進みません。そこで、運転席のシートを取り外したうえで作業を進めることをご提案し、ご了承をいただきました。

シートは、レールでフロアに固定されています。これを外すと、足元のカーペットが端から端まで見える状態になります。ノズルも手も、遮るものなく届くようになります。逆に言えば、シートが付いたままでは、どれだけ道具を工夫しても入らない場所が残ります。

シートを前後にスライドさせれば、ある程度は隙間ができます。市販の細いノズルを差し込めば、そこそこの範囲までは掃除機も入ります。それでも、レールの真下や、シートの脚が乗っている部分は動かせません。今回は、その動かせない範囲にも粒が広がっていました。

シートを外すという判断は、作業を大きくするために選ぶものではありません。原因のある場所に手を届かせるための、いちばん短い道として選んでいます。

フロアの洗浄には、リンサークリーナーを使いました。カーペットに洗浄液を含ませて、繊維の奥に入り込んだ汚れごと水分を吸い上げていく機械です。表面をなでるのではなく、繊維の中に残ったものを水と一緒に引き出すことを狙っています。

そのうえで、防カビコートを施しました。カビが根を張りやすい場所に、あらかじめ生えにくい状態をつくっておくための処理です。

後部座席と前席のファブリック面も、あわせて清掃しています。

マツダ デミオの後部座席。赤いファブリックの背もたれと座面、シートベルトのバックル
マツダ デミオの前席。赤いファブリックの背もたれと座面

赤いファブリックのシートです。運転席の足元が今回の中心でしたが、車内は一つの空間としてつながっています。湿気も、においも、シート一脚の中だけにとどまるものではありません。

なお、この日の現場はご自宅の平地駐車場でした。ただ、シートを取り外して作業できるだけのスペースが駐車場では確保できず、場所を移して対応しています。狭くて無理かもしれない、と思われている場合でも、ご相談いただければ対応の方法を一緒に考えます。

料金は次のとおりです。

内容 料金(税込)
基本清掃(普通車) 30,000円
シート脱着(運転席・1脚) 11,000円
防カビコート 8,000円
合計 49,000円

シート脱着は1脚あたり11,000円(税込)です。今回は運転席の1脚だけを対象としました。原因が運転席の下にあることがはっきりしていたためです。

同じことを繰り返さないために

カビは、生えにくい状態をつくることはできますが、湿気の条件が戻れば再び出てくることがあります。防カビコートをしたから、これでもう二度と生えません、とは言い切れません。そこは正直にお伝えしています。

そのうえで、日常の中でできることをいくつかお話ししました。

雨の日に乗ったあとは、少しのあいだ窓を開けておくだけでも、こもった空気が入れ替わります。濡れたままの傘を足元に置いたままにしないだけでも、足元に残る水分の量は変わります。フロアマットが湿ったと感じたら、外して乾かす。どれも特別なことではありませんが、シートの下に水分をため込まない、という一点では効いてきます。

それでも、生活の中で完全に湿気を断つのは難しいものです。車は雨の日にも使いますし、靴を履いたまま乗り込みます。だからこそ、時間が経って気になってきたときに、また見てもらうという選択肢を持っておいていただければと思います。

もうひとつお伝えしたいのは、足元の様子をたまに見ておいていただきたい、ということです。シートの下までのぞく必要はありません。足元のマットを一度外して、その下がしっとりしていないかを手で確かめる。それだけでも、湿気がたまり始めているかどうかの見当はつきます。気になる状態が続くようなら、そこで一度ご相談いただければ、範囲が広がる前に手を打てます。

気になった時点で、早めにご相談ください

今回のご相談で一番もったいなかったのは、原因が分からないまま、掃除を繰り返す時間が長く続いてしまったことだと思います。

見えている汚れを取ることと、汚れが出てくる場所に手を入れることは、別の作業です。前者をいくら重ねても、後者に届かなければ、また同じところに戻ってきます。そのあいだも、シートの下では湿気が抜けないまま時間が過ぎていきます。

カビは、時間が経つほど範囲が広がりやすくなります。早い段階であれば、手を入れる範囲もそれだけ狭くて済みます。

原因が何か分からない、という状態のままでかまいません。虫かもしれないと思っている、においが気になる、足元に何か落ちている気がする。その程度の入り口で十分です。状態を確認したうえで、必要な作業と金額をお伝えします。

滋賀県彦根市をはじめ、県内へ出張してうかがっています。

よくあるご質問

Q. 足元に白い粒みたいなものが出てくるんですが、これも同じですか?

A. カビの可能性はありますが、写真だけでは断定できないため、実際に車内を確認したうえでお伝えします。今回のように、虫を疑って見ていたものがカビだったというケースもあります。

Q. シートって、外さないといけないんでしょうか?

A. すべてのご依頼で外すわけではありません。汚れがシートの表面や、手の届く範囲にとどまっている場合は、外さずに対応します。今回のように、原因がシートの下にあると分かっている場合に選ぶ作業です。1脚あたり11,000円(税込)で、必要な席だけを対象にできます。

Q. 防カビコートをすれば、もう生えませんか?

A. 生えにくい状態をつくる処理ですが、二度と生えないとお伝えすることはできません。カビは湿気の条件が戻れば再び出てくることがあります。雨の日のあとに換気をする、フロアマットが湿ったら乾かすといった日常の工夫と組み合わせていただくのが現実的です。

Q. 料金は、作業しているうちに増えたりしませんか?

A. 料金は作業に入る前に確定させてお伝えします。作業が始まってから金額が増えることはありません。お伝えしている基本プランとオプション以外の費用はいただきません。

Q. 電気や水道は、こちらで用意しておいたほうがいいですか?

A. 原則不要です。ご予約状況により、電源をお借りできる場所への移動をお願いする場合があります。

Q. 駐車場が狭いのですが、来てもらえますか?

A. ご相談ください。今回の彦根市のご依頼も、ご自宅の平地駐車場では作業スペースが確保できず、場所を移して対応しました。停めている場所の広さだけで諦めていただかなくて大丈夫です。

似たようなご相談は、ほかにもあります

「何度掃除しても、また同じところが汚れる」というご相談は、今回に限ったものではありません。

足元のにおいがどうしても抜けない、というご相談もあります。においのもとが繊維の奥やシートの下に残っていると、消臭剤を使ってもその場しのぎになりがちです。

飲みものをこぼしてしまい、拭いたつもりだったのに、しばらくして気になりだしたというご相談もよくあります。表面を拭いても、液体はカーペットの奥やスポンジ状の素材へ入り込んでいきます。

小さなお子さまが乗る車で、原因の分からない汚れが続くというご相談も届きます。

共通しているのは、見えている部分と、実際に手を入れる必要がある部分がずれている点です。原因の見当がついていなくてかまいませんので、まずは状態をお聞かせください。

まとめ

滋賀県彦根市、マツダ デミオでのご相談でした。運転席の足元に白いカスのようなものが繰り返し出てくる、虫がいるのではないか、という内容です。

確認したところ、正体はカビでした。発生していたのはシートの下、掃除機も雑巾も届かない場所です。何度きれいにしても同じことが起きていたのは、原因のある場所に手が入っていなかったためでした。

作業は、運転席のシートを取り外したうえでフロアを洗浄し、防カビコートを施しています。基本清掃(普通車)30,000円、シート脱着11,000円、防カビコート8,000円で、合計49,000円(税込)です。

繰り返す汚れには、たいてい理由があります。掃除の回数を増やすより先に、一度その場所を見てみることをおすすめします。

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