埼玉県春日部市、ご自宅の駐車場でのご依頼でした
今回は埼玉県春日部市のお客様から、メルセデス・ベンツ SLK の車内清掃をご依頼いただきました。
ご相談の内容は「雨水が車内に入り込んでしまい、革のシートに白っぽいものが出てきた」というものでした。時間が経つほど気になってきて、このまま乗り続けていいものか判断がつかない。そんな状態でお電話をいただきました。
クルピカ24は出張専門の車内清掃サービスです。お客様がどこかへお車を持ち込む必要はなく、こちらから伺います。今回もお客様のご自宅の平面駐車場に伺い、その場で作業を行いました。
車内の状態は、実際に拝見してみないと分からない部分が多くあります。特に「湿気が原因で何かが出てきた」というご相談は、写真だけでは判断しきれません。だからこそ、伺ってその場で状態を確認し、料金を確定させてから作業に入るという流れを取っています。
お客様がすでにご自身で試されたあとのご相談でした
今回のお客様は、ご相談をいただく前に、ご自身でも清掃を試みておられました。
これはとても多いパターンです。車内に何か出てきたとき、まず自分で何とかしようとするのは自然なことですし、実際それで済むケースもたくさんあります。今回もお客様なりに手を尽くされたうえで、それでも気になる部分が残ったのでご相談いただいた、という経緯でした。
私たちはそこを否定するつもりは一切ありません。むしろ、早い段階で手を入れておられたこと自体は、状態を悪化させない方向に働いていたと考えています。ご自身で試されたあとで「やっぱりプロに見てほしい」とご連絡をいただくのは、まったく遠慮のいらないご相談です。
お伝えしているのは、「ここから先は道具と時間の問題です」ということだけです。ご家庭で使える範囲の道具でできることには、どうしても限界があります。私たちは専用の機械と洗浄液を持ち込み、シートの表面だけでなく奥に入り込んだ水分や汚れまで吸い出す作業ができます。そこが違いです。
施工前の車内 — 白っぽい斑点が広がっていました
まず、伺った時点の車内の様子です。

本革のシートに、白っぽい斑点状のものが背もたれから座面にかけて広がっています。今回のお車の状態がいちばん分かる1枚です。
ここで正直にお伝えしておきたいことがあります。写真に写っているこの白っぽいものが、どこまでがカビで、どこからが革そのものの風合いの変化なのか、写真の上で線を引くことはできません。革は使い込むほど色味や質感が変わりますし、光の当たり方でもずいぶん見え方が違います。「この点がカビです」と一つひとつ指し示すような説明は、私たちはしないようにしています。
はっきりしているのは、雨水が入り込んだあとにこの状態になったということ、そしてお客様が気にされているのはこの白っぽい斑点だということです。作業の目的も、そこに合わせます。
湿気が原因の場合、気になる部分だけを見ていては足りません。水分は低いところに溜まりますし、シート下やフロアの奥に残った水分が、また上へ影響することもあります。ですので、ご相談いただいた箇所だけでなく、車内全体を見せていただきます。

運転席まわりです。ステアリングとシートが写っています。今回は運転席・助手席の両方に同じような症状が出ていました。
なお、このお車は右ハンドルです。輸入車というと左ハンドルを思い浮かべる方が多いのですが、日本で流通しているメルセデス・ベンツには右ハンドル仕様が多くあります。作業する側としては、運転席まわりの構造が国産車と近いぶん、進め方に迷う場面は特にありませんでした。
電気も水道も使えない駐車場での作業について
今回の現場は、ご自宅の平面駐車場で、電気も水道もお借りできない環境でした。
これは「できません」とお断りする条件ではありません。クルピカ24は、電源も水道もない場所での作業を前提に装備を組んでいます。水は自分たちで積んで行きますし、機械を動かす電力も持ち込みます。マンションの共用駐車場、月極駐車場、コインパーキングなど、そもそも設備を借りられない現場のほうが多いくらいです。
お客様から見ると、確認していただきたいのは次の点になります。
- 作業するお車の周囲に、ドアを全開にできるだけのスペースがあるか
- 作業車を近くに停められるか(お車の隣、または近隣に一時的に停められる場所)
- 管理者のいる駐車場の場合、作業の許可が必要かどうか
平地の駐車場であれば、ほとんどの場合そのまま作業できます。今回もご自宅の駐車場で、特に支障なく進められました。
本革シートに対して行ったこと
本革のシートは、布のシートと同じようには扱えません。強くこすれば表面を傷めますし、水分を含ませすぎればそれ自体が新しい問題になります。
今回の作業では、まず車内全体の状態を確認したうえで、シートの表面に付いているものを丁寧に取り除くところから始めました。そのあと革に使える洗浄液を使い、専用の機械で洗浄液ごと汚れを吸い出していきます。表面を濡らして拭くのではなく、含ませた水分を機械で回収するところまでを一続きの作業として行います。革に余分な水分を残さないためです。
作業の順番としては、上から下へ、乾いた作業から水を使う作業へ、という流れになります。天井やダッシュボードまわりを先に触り、シート、最後にフロアという順です。逆にすると、せっかくきれいにした場所に上からほこりが落ちてきます。
シートだけでなく、フロアマット、センターコンソール、ステアリングまわり、ドアの内張りといった手の触れる箇所も清掃します。今回のように湿気が原因の場合、症状が出ている場所だけを見ても、根本的なところに届かないことがあるからです。
最後に車内の水分をできるだけ減らして仕上げます。湿気が原因のご相談では、ここがいちばん大事です。せっかく清掃しても、車内に水分が残ったままではまた同じことが起きやすくなります。
施工後の車内
こちらが作業を終えたあとの様子です。参考までに、同じ側から撮った施工前も並べます。


助手席側から見た車内です。シートは革に使える洗浄液で洗浄し、水分を機械で回収しています。フロアマットやセンターコンソールまわりもあわせて清掃しました。前後で撮影の位置と光の当たり方が違うため、写真だけで変化の度合いを測ることはできません。

ダッシュボードと計器まわりの全景です。手で触れる場所、ほこりが溜まりやすい場所も含めて清掃しています。

シートの背面とロールバーまわりです。SLKのようなオープンカーは、屋根を格納する構造の関係で、シートの後ろ側に国産のセダンにはない部分があります。ここは普段あまり目に入らない場所ですが、水分やほこりが溜まりやすいところでもあるので、あわせて清掃しています。
「カビは完全に取れますか」というご質問について
いちばん多くいただくご質問です。そして、いちばん正直にお答えしなければならないご質問でもあります。
結論から言うと、完全に取れるとお約束することはできません。
理由は二つあります。
一つは、素材の奥に入り込んだものは、表面と同じようには扱えないからです。革は表面が一枚の膜のようになっていますが、その下には中材があり、さらに下にはシートの骨組みがあります。水分がどこまで入ったかによって、届く範囲が変わります。
もう一つは、カビは環境で決まるものだからです。清掃した時点でどれだけきれいになっても、車内にまた水が入れば、また同じ条件が揃ってしまいます。
ただ、これで話を終わらせるつもりはありません。「見てみないと分かりません」と言って逃げるのは、私たちのやり方ではないからです。
どういう条件だと結果が出やすいかは、はっきりお伝えできます。
- **気づいてから日が浅いほど、結果は出やすい**です。表面に留まっているうちに手を入れるのがいちばん効きます。
- **水の入り口が塞がれている、または塞ぐ予定があると、清掃後の状態が保ちやすい**です。今回のように雨水が原因の場合、そこが続いていれば、清掃してもまた同じことが起こります。
- **車内を乾いた状態に保てるほど、再び出にくくなります。**天気のいい日にドアを開けて風を通す、車内に濡れたものを置いたままにしない。地味ですが効きます。
逆に、水が入り続けている状態のまま清掃だけを繰り返すのは、あまりおすすめしていません。ご相談の段階でその状況が分かれば、正直にそうお伝えします。
春日部市内での出張対応の範囲や、車種ごとの料金の目安はこちらにまとめています。
今回の料金
今回のご依頼内容と料金です。
| 内容 | 区分 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 車内清掃 | 普通車 | 30,000円 |
| オプション | なし | 0円 |
| 合計 | 30,000円 |
メルセデス・ベンツ SLK は普通車の区分になります。クルピカ24の車内清掃は、軽自動車・普通車・大型車の3区分で料金が決まります。輸入車だから割高になる、といったことはありません。
| 車種区分 | 料金(税込) |
|---|---|
| 軽自動車 | 25,000円 |
| 普通車 | 30,000円 |
| 大型車 | 35,000円 |
大型車はミニバン・大型SUV・ワンボックス・4tトラックまでが対象です。
料金は作業に入る前に確定させてお伝えします。作業が始まってから金額が増えることはありません。お伝えしている基本プランとオプション以外の費用はいただきません。
今回はオプションを一切付けず、基本の車内清掃のみで30,000円(税込)でした。
流れとしては、ご相談 → 実際に状態を確認して金額を確定 → ご了承をいただく → 作業、という順で進みます。お写真やお電話でうかがった内容だけで金額を決めてしまうことはせず、実際に拝見したうえで確定します。そして一度確定したあとは、その金額のまま作業を終えます。
春日部市とその周辺へ伺います
クルピカ24は出張専門です。春日部市内はもちろん、越谷市、草加市、久喜市、杉戸町、宮代町、松伏町など、周辺の地域にも伺っています。
ご自宅の駐車場、勤務先の駐車場、月極駐車場など、お車が停まっている場所へ直接伺います。持ち込んでいただく必要はありません。
「雨のあとに車内が気になる」「シートに何か出てきた」というご相談は、季節の変わり目に特に増えます。気になった時点でご連絡いただくのがいちばんです。
よくあるご質問
Q. 革シートに出たカビは、きれいに取れますか?
完全に取れると言い切ることはできません。素材の奥に入り込んでいる場合、表面と同じようには扱えないためです。ただ、気づいてから日が浅いほど結果は出やすく、表面に留まっている段階であれば見た目はかなり変わります。実際に拝見したうえで、どこまでできそうかを作業前にお話しします。
Q. 本革のシートでも作業してもらえますか?
はい、対応しています。本革は布のシートとは扱いが違いますので、革に使える洗浄液を選び、水分を残さないように機械で回収しながら進めます。素材が革であることは、事前のご相談のときにお伝えください。
Q. 清掃したあと、また出てくることはありませんか?
再発しないとはお約束できません。カビは車内の環境で決まるので、水が入る状態が続いていれば、また同じことが起こります。逆に、水の入り口が塞がれていて、車内を乾いた状態に保てていれば、清掃後の状態は保ちやすくなります。
Q. 輸入車やオープンカーでも対応できますか?
対応しています。今回のSLKのように屋根が格納されるお車は、シートの後ろ側に国産のセダンにはない構造がありますが、そこも含めて清掃します。輸入車だからという理由で料金が上がることもありません。
Q. 電気も水道も使えない駐車場ですが、作業できますか?
できます。水も電力も自分たちで持ち込みますので、設備をお借りする必要はありません。確認していただきたいのは、ドアを全開にできるスペースがあるか、作業車を近くに停められるか、管理者のいる駐車場なら許可が要るか、の3点です。
Q. 当日になって料金が増えることはありませんか?
ありません。料金は作業に入る前に確定させてお伝えします。作業が始まってから金額が増えることはなく、お伝えしている基本プランとオプション以外の費用はいただきません。
Q. SLKは軽自動車と普通車のどちらの料金になりますか?
普通車です。車内清掃(普通車)で30,000円(税込)になります。オプションを付けなければ、この金額だけです。
Q. 作業中は立ち会ったほうがいいですか?
作業中ずっと立ち会っていただく必要はありません。ただ、作業を始めるときに一度ご一緒いただけると、汚れの範囲やどこまで作業するかをその場で確認できますので、行き違いが起こりにくくなります。ご都合がつかない場合は、事前に状況をお知らせいただければ対応します。
おすすめの記事
同じ埼玉県内で、同じ本革シートの車を扱った事例です。輸入車のレザーは国産のファブリックとは洗い方も乾かし方も変わるため、シートを傷めずにどこまで踏み込むのか、その判断の基準がわかります。
料金も今回と同じ「車内清掃(普通車)」の枠内で収まっており、費用感の目安としてもお読みいただけます。
こちらは今回と同じく、雨による水の侵入が原因でカビが出てしまった車の事例です。エアコンから出るカビとは発生する場所も広がり方も違うため、原因が雨の場合に何をどこまで確認するのかが具体的につかめます。
清掃したあとに臭いがどう残りうるかについても正直に書いていますので、この記事とあわせて読んでいただくと見通しが立てやすくなります。