運転席の下に置いた食べ物のにおいが取れない、というご相談でした
福岡県大牟田市にお住まいの方から、スズキ ワゴンRスマイルの車内清掃のご依頼をいただきました。
ご相談の内容は、運転席の下に食べ物を置きっぱなしにしてしまい、腐ったようなにおいがする、というものです。食べ物そのものはすでに取り除いていらっしゃいましたが、においだけが車内に残ってしまっている、というご相談でした。
今回のご依頼には、もうひとつ特徴がありました。何を置いていたのかが、ご本人にも分からないということです。いつから置いてあったのか、それが液体だったのか固形のものだったのかも分かりません。分かっているのは、運転席の下に何かがあって、それが腐ったにおいを出していた、ということだけでした。
同じような状態でお困りの方は、けっして少なくありません。買い物袋をシートの下に押し込んだまま忘れてしまった、コンビニで買ったものを足元に置いたままにしてしまった。気づいたときには、もとになったものが何だったのか思い出せなくなっている。そういうご相談は、実際によくいただきます。
このページでは、においのもとを特定できないまま、どこにどう手を入れたのかをまとめています。
取り除いたはずなのに、においだけが残るのはなぜか
置いてあったものを取り除けば、においも一緒に消えそうに思えます。ところが実際には、においだけが残ることがあります。
理由は、においのもとになるものが、置いてあった物そのものではなく、そこから移ったほうに残っていることがあるからです。汁気のあるものであれば、袋や容器からしみ出したものが、フロアのカーペットや、その下の吸音材まで入っていくことがあります。シートの下は、床に広がっても目に入りません。乾いてしまえば、見た目には何も残っていないように見えます。
繊維や床に入り込んだものは、上から拭いただけでは届きません。表面の水分だけが取れて、奥にあるものはそのままです。だからこそ、置いていたものを取り除いたあとに、においだけが取り残されたように残ります。
車内は狭く、閉め切っている時間も長い場所です。夏場であれば、日中の車内はかなりの温度になります。においのもとが残っていれば、そのたびに立ち上がってきます。「取り除いたのに毎日においがする」というご相談の多くは、この状態です。
わたしたちが車内清掃で見ているのは、置いてあった物ではなく、そこから移ったほうです。そのため、清掃では洗浄液を入れて、生地や床に入り込んだものごと吸い上げていきます。リンサークリーナーで吸い出せるのは、生地の表面からおよそ5cmまでです。それより深いところまで入り込んでいると、乾いたあとににおいが戻ってくることがあります。
においのもとが分からないままでも、作業は進められます
「何をこぼしたか分からないのですが、それでもお願いできますか」というご質問をいただくことがあります。今回もまさにその状態でのご依頼でした。
結論から申し上げると、進められます。何がこぼれたのかが分かっていれば、そこに合わせた洗浄液や手順を選べますので、それに越したことはありません。ただ、分からないからといって作業ができなくなるわけではありません。
分からないときは、場所で押さえます。今回であれば、においが気になる場所として運転席の下をうかがっていましたので、その周辺を中心に、フロア、マット、シートの座面と、車内基本清掃の範囲へ順に手を入れていきます。においのもとが一点にとどまっているとは限らず、こぼれたものが広がっていることもあるためです。
そのうえで、洗い出したあとに残るにおいへ、オゾン消臭を加えます。もとになるものを先に減らしてから、残ったものにオゾンをはたらかせる、という順番です。
今回のお車の車内の様子です
作業の様子として、お車の座面を写したものです。

ワゴンRスマイルのシートは布(ファブリック)で、グレーの細かい織り柄が入っています。布のシートは、表面に付いたものが繊維の中へ入っていきやすく、上から拭いただけでは届かないことがあります。細かい織り柄は、色のついたものが付いていても柄にまぎれて分かりにくく、目で追うだけでは範囲をつかみきれません。
写真の中央からやや上に、うっすらと色の濃い部分が見えています。周囲より少し暗く写っていますが、これがシミなのか、繊維の向きによる濃淡なのか、写真からは判別できません。そのため「ここがにおいのもとでした」という書き方はしていません。分からないものは分からないまま、範囲で手を入れていくのが今回の進め方です。
左上に写っているのは、リンサークリーナーのノズルとホースです。洗浄液を生地に入れて、汚れごと吸い上げていく機材で、車内基本清掃ではこのリンサークリーナーを使います。
後ろの席と足元のまわり
後ろの席の様子です。

後席も前席と同じグレーの布地です。こちらは見たところ目立つ汚れは見当たりません。足元には黒いゴム製のフロアマットが敷かれています。
においのご相談では、気になるとうかがった場所だけを見るわけにはいきません。こぼれたものが座席の下を伝って広がっていることもありますし、車内の空気は前後でつながっています。ですので、後ろの席まわりも含めて状態を確認したうえで作業に入ります。
足元については、フロアマットは外して洗います。その下のカーペットは剥がしません。敷かれたままの状態で、上からリンサークリーナーをかけていきます。車内基本清掃では、カーペットを剥がして下の材まで手を入れることはしていません。
なお、シートやフロアは車内基本清掃の対象ですが、天井は含まれていません。
洗浄液を入れて、汚れごと吸い上げます
作業に使ったリンサークリーナーの、回収タンクの中です。

茶色く濁った水が溜まっています。これは、生地や床に洗浄液を入れて吸い上げたものが、そのまま回収タンクに戻ってきたものです。掃除機をかけただけでは出てこないものが、水を通すことで出てきます。
ただ、この色の濃さから「これだけ汚れていたので、きれいになりました」とは申し上げられません。汚水の色の濃さと、においの取れ方は必ずしも一致しないからです。色がついていても、においのもとはほとんど含まれていないこともありますし、逆に色がほとんど出なくても、においが残っている場合もあります。この汚水に何が溶け出しているのかも、見ただけでは分かりません。
ここで申し上げられるのは、洗浄液を入れて吸い上げると、これだけのものが出てくる、という事実までです。そのうえで、においがどこまで引いたかは、作業のあとに車内で確かめていきます。
残ったにおいには、オゾン消臭を加えます
今回は、車内基本清掃にオゾン消臭を追加しています。
オゾン消臭は、オゾンを車内に行き渡らせて、においのもとにはたらきかける作業です。
順番が大事です。においのもとが残ったままオゾンだけをかけても、においは戻りやすくなります。もとになるものを先に洗い出し、そのうえで残ったものにオゾンをはたらかせる。この順番でご案内しています。
そのため、オゾン消臭は車内基本清掃に追加するオプションで、オゾン消臭だけのご依頼は承っておりません。「オゾンだけかけてほしい」というお問い合わせをいただくことがありますが、その形ではお受けしていません。
なお、においが完全に消えると言い切ることはできません。においのもとが生地の奥や床の下まで入り込んでいる場合は、乾いたあとに戻ってくることがあります。今回のように、何がどれだけの期間そこにあったのかが分からない場合は、なおさら実際に拝見したうえでご相談させてください。
福岡県大牟田市での作業について
今回は、ご自宅の駐車場での作業でした。平地で、作業のスペースも確保していただけており、電気と水道もお使いできる環境でした。
わたしたちはポータブル電源を積んで伺い、作業に使う水も持参しています。福岡県大牟田市では、ご予約状況により、電源をお借りできる場所への移動をお願いする場合があります。ご予約のときに、駐車場の様子をお知らせいただけると助かります。
クルピカ24は出張での車内清掃です。お車をお持ち込みいただく必要はなく、ご自宅やお勤め先の駐車場までこちらから伺います。
今回の料金は37,000円(税込)です
今回の内訳です。
| 内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| 車内基本清掃(軽自動車) | 25,000円 |
| オゾン消臭(オプション) | 12,000円 |
| 合計 | 37,000円 |
ワゴンRスマイルは軽自動車ですので、車内基本清掃は25,000円(税込)です。これにオゾン消臭12,000円(税込)を追加して、合計37,000円(税込)となります。
料金は作業に入る前に確定させてお伝えします。作業が始まってから金額が増えることはありません。お伝えしている基本プランとオプション以外の費用はいただきません。当日になって「思ったより汚れていたので追加で」というご案内はしていません。
出張費・交通費・高速代は、すべて基本料金に含まれています。別途かかるのは、コインパーキングで作業する場合の作業車の駐車代だけです。今回はご自宅の駐車場でしたので、これもかかっていません。
汚れの種類によって料金が変わることもありません。食べ物のにおい、たばこのヤニ、ペットの毛といった内容による加算はなく、車種の区分で決まります。
早めにご相談いただくほど、打てる手が増えます
においのご相談は、時間が経つほど手を入れる範囲が広がります。こぼれたものは下へ、奥へと入っていきますし、車内の温度が上がる季節であればなおさらです。生地の表面にとどまっているうちであれば、リンサークリーナーで吸い上げられる範囲に収まります。
「何を置いていたか分からない」「いつからか分からない」という状態でも、ご相談いただいて構いません。分からないことを無理に思い出していただく必要はありません。気になる場所と、においの感じ方をうかがえれば、そこから進められます。
よくいただくご質問
Q. 何を置いていたか分からないのですが、それでも見てもらえますか?
A. はい、そのままご相談ください。今回のお車も、何を置いていたのかが分からない状態でのご依頼でした。こぼれたものが分かっていればそれに合わせた進め方を選べますが、分からない場合は、においが気になる場所を中心に範囲で手を入れていきます。無理に思い出していただかなくて大丈夫です。
Q. 食べ物はもう取り除きました。それでも清掃は必要ですか?
A. においが残っているようでしたら、必要になることが多いです。においのもとは、置いてあった物ではなく、そこから生地や床に移ったほうに残っていることがあります。取り除いても残るのはそのためです。上から拭いても届かない深さまで入り込んでいることがありますので、洗浄液を入れて吸い上げる形で手を入れます。
Q. においは完全に取れますか?
A. 完全に取れると言い切ることはできません。においのもとが生地の奥や床の下まで入り込んでいる場合、乾いたあとに戻ってくることがあります。ただ、どこまで届くかは車内の状態によって変わりますので、実際に拝見したうえでご相談させてください。
Q. オゾン消臭だけをお願いできますか?
A. オゾン消臭は、車内基本清掃に追加していただくオプションとしてご案内しています。においのもとが残ったままオゾンだけをかけても戻りやすいためで、まず洗い出してから、というご案内になります。
Q. 作業のあいだ、そばにいないといけませんか?
A. 基本的には、作業の前後だけお立ち会いいただければ大丈夫です。作業のあいだ、ずっとそばにいていただく必要はありません。お立ち会いなしで、お車の鍵の受け渡しとお支払い方法だけ先に決めて作業する場合もあります。
まとめ
福岡県大牟田市のスズキ ワゴンRスマイルで、運転席の下に置いていた食べ物のにおいのご相談に伺いました。何を置いていたのかが分からない状態でしたので、においが気になる場所を中心に、フロア、マット、シートの座面へ範囲で手を入れ、リンサークリーナーで洗浄液を入れながら吸い上げています。そのうえでオゾン消臭を追加し、料金は合計37,000円(税込)でした。
置いたものを取り除いたのににおいが残る、という状態でお困りでしたら、そのままの状態でご相談ください。何がこぼれたのか分からなくても構いません。
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ここから下の3本のうち、2本目と3本目は県が違います。どちらも「車の中に置いてあったものが原因で、においだけが残ってしまった」というご相談で、今回と近い状況ですので、あわせてご覧ください。
まずは同じ福岡県内の事例です。後部座席が汚れてしまい、においが気になるというご相談に伺いました。今回と同じ布のシートですので、繊維の奥に入り込んだものへ、どこまで手を入れているのかをご覧いただけます。
こちらは群馬県の事例で、車の中で食べ物が腐ってしまい、においが残ってしまったというご相談です。今回と同じ軽自動車でした。ただし今回は何が置かれていたのか分かっていませんので、そこは違います。こちらは腐った肉と分かっている案件です。においのもとを取り除いたあと、どこに手を入れているのかをまとめています。
こちらは石川県の事例で、後ろの席に置いていた生ごみのにおいが残ってしまったご相談です。こちらも置いていたものが分かっている案件ですので、今回とはその点が違います。作業の進め方は近く、シートやフロアの洗浄にオゾン消臭を組み合わせています。