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ペットの嘔吐・下痢・粗相の臭いが残る理由と家庭での限界|なぜ掃除しても臭いが戻ってくる?

ペットが車に乗っているイメージ写真

ペットとのドライブは癒しの時間ですが、突然の嘔吐や下痢、粗相で一気に状況が変わることがあります。休憩できない高速道路の最中や、子どもも同乗している車内で汚れが広がり、混乱したまま応急処置をする方も少なくありません。表面の汚れは拭き取れたように見えても、翌日になると酸っぱい臭いが戻る。晴れの日は気にならなくても、雨の日だけ強烈な臭いが立ち上がる。そんな悩みがクルピカ24に非常に多く寄せられています。嘔吐物や下痢は単なる汚れではなく、胃液・胆汁・たんぱく質・脂質・腸内細菌など、多くの有機物が混ざっています。これらが布シートやスポンジ層に入り込むと、内部で腐敗し、乾いて見えても臭いが消えない状態が続きます。本記事では、臭いが残る理由、家庭でできる処置の範囲と限界、そしてプロが行う根本消臭を詳しく解説します。

嘔吐・下痢・粗相の臭いが残り続ける理由

有機物と細菌が繊維の奥で腐敗し続ける

ペットの嘔吐物には、半消化の食べ物、胃酸、膵液、胆汁、腸内細菌など、多数の成分が含まれています。とくに猫の下痢は水分量が多いため、シート内部まで浸透しやすく、早い段階で腐敗臭を放ちます。ペットの胃液や消化酵素はたんぱく質を分解する働きがあり、これが繊維に入り込むと、酸化・腐敗が進み、酸っぱい臭いや発酵臭、動物特有の臭いが混ざった複雑な悪臭になります。見た目が乾いていても、繊維の奥では分解反応が続いているため、臭いは消えず、時間が経つほど強くなる傾向があります。クルピカ24の現場でも、乾燥しきっているシートから、リンサーを当てた瞬間に濁った排水が大量に出てくることがあり、それだけ内部に汚れが蓄積していることを示しています。

湿気と温度が臭いを再び浮かび上がらせる

嘔吐や下痢の臭いが戻る原因のひとつが湿気です。梅雨や雨の日、冬の暖房など湿度が上がると、繊維に残った有機物が水分を吸って臭い分子が再び揮発します。晴れの日には無臭なのに、雨の日だけ強烈に臭うケースが多いのはこのためです。また、夏の高温は腐敗を早め、室内の温度差が激しくなると臭いが車内にこもりやすくなります。特に長期間放置された汚れほど、温度と湿度に反応して臭い戻りが顕著に現れます。内部の有機物を完全に除去しない限り、どれだけ表面を掃除しても根本的に臭いは消えません。

家庭でできる応急処置と、その限界

固形物の除去と軽い拭き取りは効果的だが表面だけ

汚れた直後であれば、まず固形物を取り除き、ペーパータオルを押し当てて水分を吸収することが最善です。こすらずに押し当てることで、汚れが広がるのを防げます。中性洗剤を薄めて表面を軽く拭けば、見た目はある程度きれいになります。しかし、この段階で落とせるのはあくまで表面だけで、内側に染み込んだ胃液や細菌は残ったままです。臭いの中心は内部にあるため、時間が経てばまた臭いが戻ります。家庭での掃除は「広がりを防ぐ」ことが目的で、根本の消臭とは別物と理解しておく必要があります。

こすり洗い・熱湯・大量の水は悪化させる

家庭で最も多い失敗が、汚れを取ろうとしてこすってしまうことです。こすると汚れが繊維の奥へ押し込まれ、内部まで汚れが広がります。また、熱湯を使うとたんぱく質が固まり、シミが定着する原因になります。さらに、大量の水で洗おうとするとスポンジ層が水分を吸い込み、乾かないまま菌が繁殖して悪臭が強くなります。これらの行動は、一見きれいになったように見えても、臭いが強まる要因になります。家庭の掃除には根本的な限界があり、内部の汚れに対しては無力です。

プロが行う根本消臭の流れと効果

専用ケミカルで有機物を分解して臭いの元を断つ

プロの消臭作業の肝は、有機物を分解する専用ケミカルの使用です。嘔吐物や下痢には、たんぱく質や脂質が複雑に混ざっています。中性洗剤では分解できず、残留すると必ず臭いが戻ります。クルピカ24ではシートの素材を確認し、適切なケミカルを選んで汚れを分子レベルで分解します。汚れを中和させ、臭いの元を化学的に無力化する工程が、家庭の掃除では絶対に再現できない部分です。

リンサーとオゾン脱臭で内部まで完全無臭化

分解した汚れは、リンサーでスポンジ層の奥から吸い出します。透明な水を噴射しても濁った排水が続くことがあり、内部に汚れが溜まっている証拠です。排水が透明になるまで徹底的に繰り返し、内部の有機物を完全に除去します。その後はオゾン脱臭を行い、繊維に残った臭い分子を酸化分解します。オゾンは臭いそのものを化学的に壊すため、雨の日や湿気による臭い戻りを防ぐ効果が高く、根本消臭には欠かせない工程です。

まとめ

ペットの嘔吐や下痢、粗相は、消化物や細菌を多く含む強い有機汚れで、表面を拭いただけでは臭いが残ります。乾いて見えても内部で腐敗が進み、雨の日や温度変化で何度も臭いが戻ります。家庭の掃除は表面の汚れを抑える応急処置に過ぎず、内部洗浄は不可能です。根本的に臭いを取るためには、専用ケミカルでの分解、リンサーによる内部洗浄、仕上げのオゾン脱臭が欠かせません。大切なペットとの時間を快適に保つためにも、しつこい嘔吐臭や下痢臭に悩んでいる場合は、早めにプロのクリーニングを検討してみてください。

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