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エアコン内部のカビが車内全体の臭いを悪化させるメカニズム|見えない場所で何が起きているのか?

エアコンの臭いが気になる女性イメージ写真

エアコンをつけていない時でも、なんとなく車内がくさい。どこからともなく湿ったにおいが漂い、座席やマットまで染みついたように感じる。そんな相談がクルピカ24には多く寄せられます。多くの人が、においの発生源を食べこぼしやゴミ、車内の汚れと考えがちですが、実際には車のエアコン内部、特にエバポレーターで繁殖したカビが車内全体の空気を汚しているケースが非常に多いのです。カビは“風が吹いたときだけ臭う”と思われがちですが、内部で繁殖した菌は空気中に微細な粒子として漂い続け、知らないうちに車内全体へ広がります。エアコンの風そのものが強烈な臭いでなくても、車内がなんとなくくさいのは、まさにこの広がったカビ由来の粒子が原因です。本記事では、エアコン内部のカビがどのように車内へ広がるのか、なぜ家庭の掃除では解決しないのか、そしてプロが行う内部洗浄が必要な理由を、現場の経験に基づきながら詳しく説明します。

カビがエアコン内部で繁殖する仕組み

湿気が残るエバポレーターはカビにとって理想的な繁殖環境

カーエアコンのエバポレーターは、空気を急激に冷やすことで水滴が発生します。そのため、運転を止めた後もしばらく内部が濡れた状態になり、乾くまでに時間がかかります。短距離移動が多い人や、エアコンを切る前に送風運転をしない人は内部が完全に乾かず、常に湿った状態が続きます。そこに空気中の埃や花粉、微生物が付着すると、カビが繁殖しやすい条件が揃い、内部で大量の菌が増えていきます。カビは湿気と汚れを栄養に増殖するため、エバポレーターは構造的にカビの温床になりやすいのです。

カビが作るバイオフィルムが内部で膜を形成し臭いを放つ

カビや細菌が増え始めると、表面にバイオフィルムと呼ばれる粘着性の膜を形成します。これは菌の集合体であり、エバポレーターのフィンや溝を覆うように広がります。このバイオフィルムが臭いの最大の発生源です。乾燥と湿潤を繰り返しながら、臭い物質を放出し、内部で腐敗臭のような独特のにおいを生み出します。表面だけではなく内部まで膜が入り込むため、市販のスプレーや簡易洗浄では取り除けません。クルピカ24が洗浄を行うと、排水が黒く濁って出てくることがありますが、これもバイオフィルムが剥がれた証拠です。

エアコン内部のカビが車内全体へ広がる理由

エアコンの風でカビの粒子が車内中に舞い、臭いが定着する

エアコンをつけると、エバポレーターに付着していたカビや菌が風に乗り、一気に車内へ拡散します。カビは目に見えない微細な粒子で空気中に長時間漂い、車内のあらゆる場所に付着します。シート、天井、マット、ドアポケットなどに定着し、時間とともににおいの元となる物質を広げていきます。このため、エアコンを使っていないときでも、車内がなんとなく湿った臭いを放つようになります。発生源はエアコン内部ですが、臭いは車内全体に染みわたり、表面だけの清掃では改善しない状態になります。

湿気の多い時期は臭いが再活性化し、車内全体の臭い戻りが起きる

カビの臭いは湿気によって強くなります。雨の日や梅雨の季節、冬に暖房をつけた瞬間など、湿気と温度変化によってカビが再活性化し、臭い物質を再び放出します。これが臭い戻りです。クルピカ24の現場では、夏よりも梅雨や冬に臭いが強く感じられる車が多く、これはエバポレーター内部のカビが湿気で活発になっている証拠です。臭いが戻るたびに車内へ新たな菌が拡散されるため、放置するとシートや天井にも臭いが吸着し、車全体がカビ臭で包まれるようになります。

プロによる内部洗浄が必要な理由

専用ケミカルでバイオフィルムを分解し、臭いの核を取り除く

家庭のスプレーでは届かないエバポレーター内部の汚れを取り除くには、専用のケミカル洗浄が欠かせません。プロは細いホースをエバポレーターの奥まで差し込み、カビの膜であるバイオフィルムを分解していきます。汚れの種類によってケミカルの濃度や量を調整し、素材を傷めないようにしながら臭いの核へアプローチします。この分解工程を経ることで、内部にこびりついていたカビが浮き上がり、臭い戻りの原因を根本から断つことができます。

内部洗浄と強制乾燥、仕上げの消臭処理で長期的な効果を得られる

分解した汚れを専用の洗浄水で流し落とし、排水として排出します。排水が黒く濁ることも多く、これが内部のカビや汚れが除去されている証拠です。洗浄後は内部をしっかり乾燥させ、仕上げにオゾン脱臭などの高レベルの消臭処理を行います。これにより目に見えない臭い分子まで分解し、車内の空気をクリアな状態に保つことができます。クルピカ24の洗浄では、エバポレーターだけでなく、車内全体の臭い残りまで考慮した処置をするため、長期的に快適な空間が続きます。

まとめ

エアコン内部のカビはエバポレーターで繁殖し、バイオフィルムを形成することで強烈な臭いの源となります。このカビ由来の粒子がエアコンの風に乗って車内へ広がり、シートや天井に付着して臭いを定着させます。家庭のスプレーやフィルター交換では内部のカビには届かず、臭い戻りが起こりやすくなるため、根本的な改善は難しいのが現実です。クルピカ24では、専用ケミカルによる分解、内部洗浄、乾燥、仕上げの消臭処理まで一貫して行うことで、車内全体のカビ臭を根本から改善します。エアコンの臭いが続く場合は、早めに内部洗浄を検討することで快適な車内空間を取り戻すことができます。

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