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ペットの毛がシートに刺さって取れない理由と正しい除去方法|コロコロが効かない本当の原因とは?

車の中からこちらをみている犬のイメージ写真

毎日のようにコロコロをかけているのに、なぜかペットの毛が一生取れない。掃除しても掃除しても、座席の繊維に刺さった白い毛や細かい毛が残り続け、特に黒いシートだと目立ちやすく、車に乗るたびに気分が下がる。クルピカ24にも、コロコロがまったく効かないという相談が非常に多く寄せられます。見た目は単なる毛に見えても、実はペットの毛は構造的に車のシートと相性が悪く、刺さる、絡む、静電気で吸い寄せられる、という3つの要素が揃うことで強固に定着します。さらに、体温や湿気、走行中の摩擦によって毛が繊維の奥へ押し込まれ、家庭の掃除では限界があります。本記事では、なぜ毛が刺さってしまうのか、その科学的な原因、家庭でできる範囲の対処、そしてプロが行う根本的な除去方法を詳しく解説します。

ペットの毛が車のシートに刺さる理由

毛の構造と繊維の形状が“絡みやすさ”を生む

犬や猫の毛は、一本一本に細かなウロコ状のキューティクルがあり、根元から先端にかけて微妙な凹凸があります。この凹凸が、布シートの繊維の隙間に引っかかり、簡単に抜け落ちない原因になります。さらにペットの毛は、人間の髪よりも軽く、弾力があるため、摩擦が生じると繊維の奥に入り込みやすい特徴があります。走行中の振動、ペットの体の動き、飼い主がシートに座る時の圧力など、日常の何気ない動作の積み重ねで毛が奥へ押し込まれ、コロコロでは取れない状態になります。クルピカ24の現場でも、表面に毛が見えないのに、専用ブラシを当てると大量の毛が浮き出てくるケースが多くあります。

静電気が毛を“吸い寄せて固定”してしまう

車内は静電気が発生しやすい環境です。特に冬場や乾燥した季節は、座った瞬間にパチっとくるほど帯電します。この静電気が、ペットの毛を繊維に強力に引き寄せる要因になります。毛自体が軽いため、静電気の影響を強く受け、シートの表面に貼り付くように密着します。こうなると、コロコロで軽く転がした程度では毛が離れず、逆に深く押し込んでしまうこともあります。また、車内はカーペット素材や化学繊維が多く、帯電しやすい素材の集合体です。結果として、ペットの毛はシートに貼り付き、時間が経つほど除去が難しくなります。

家庭でできる対処方法とその限界

コロコロでは取れない“刺さり毛”には別の道具が必要

コロコロは表面に乗っている毛には有効ですが、繊維に刺さっている毛にはほとんど効果がありません。シートに対して斜めに刺さった毛や、奥に入り込んでいる毛は粘着力では引き抜けないためです。家庭では、ゴム手袋を手にはめて軽くこする、専用のラバーブラシを使うなどの方法があります。ゴム素材は静電気を中和し、繊維に引っかかった毛を浮かせる効果があります。ただし、これらの方法でも表面の毛しか取れず、深く刺さった毛は残り続けます。

掃除機は“吸い込み力”より角度と摩擦が重要

掃除機は吸い込む力よりも、ノズルの角度と摩擦で毛を起こすことが重要です。繊維に寝たままの毛は吸い込めないため、先に毛を立たせる必要があります。しかし家庭用掃除機ではノズルの構造や出力に限界があり、奥に入り込んだ毛や静電気で貼り付いた毛は動きません。また、無理に強くこすると繊維を傷める可能性もあります。家庭での掃除は軽度の毛には効果がありますが、根本的な除去には限界があります。

プロが行う“根本的な毛の除去”の方法

専用ブラシと帯電除去で深く刺さった毛を浮かせる

プロが最初に行うのは、帯電したシートの静電気を抜く作業です。これにより毛の張り付きが弱まり、シート繊維が自然な状態に戻ります。そのうえで、毛の刺さり方や繊維の向きを読み取り、専用ブラシで繊維の奥にある毛を一つずつ浮かせていきます。専用ブラシは繊維を傷つけないように設計されており、毛を引っ掛けて引き出すのではなく、繊維の中に空気を入れて毛を浮かせる仕組みです。クルピカ24では車種や座席素材に合わせ、複数のブラシを使い分けながら作業を行います。

仕上げにリンサーで“見えない毛”まで吸い出す

ブラシで繊維をほぐしたあとは、リンサーを使って奥に残った毛や細かい汚れを吸い出します。リンサーは温水を噴射しながら吸い込むため、毛だけではなく皮脂やホコリも同時に除去できます。繊維の奥に入り込んで固着した毛は、ブラシだけでは取り切れません。リンサーによる水流と吸引を組み合わせることで、シートの内部までスッキリと洗い流すことができます。これにより、表面的に綺麗に見えても実は大量の毛が残っていた、という状態を解消できます。

まとめ

ペットの毛がシートに刺さって取れないのは、毛の構造、静電気、繊維の性質という複数の要因が重なっているためです。コロコロで取れないのは当然で、奥に入り込んだ毛は表面的な掃除では限界があります。家庭ではゴム手袋やラバーブラシ、掃除機による毛起こしなどである程度は改善できますが、深く刺さった毛や静電気で固着した毛はプロでなければ完全には除去できません。クルピカ24では、帯電除去、専用ブラシ、リンサーを組み合わせた徹底的な毛の除去を行い、シートを本来の状態に近づけます。車内を清潔に保ち、ペットとのドライブを快適にするためにも、頑固な毛の刺さりには早めのプロ依頼がおすすめです。

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