新潟県新潟市にて、ダイハツ・タントの車内全体清掃を行いました。今回のご依頼は運転席に発生した尿汚れへの対応です。現場で確認すると、見た目以上に範囲が広がっており、臭いも含めて慎重に作業を進める必要がある状態でした。
清掃前の車内の状態
運転席の座面には、中央から前方にかけて広く色の変化が見られました。黒いシートの中で一部だけ色が抜けたように見え、輪郭がはっきりしないまま広がっている状態です。
足元のフロアマットにも同様に、色が変わっている箇所が点在しており、ペダル付近まで範囲が及んでいました。マットの繊維が寝ている部分と立っている部分が混在し、均一ではない状態です。
シートの隙間や座面の端にも細かな汚れが入り込んでおり、見えている部分だけでなく内部まで影響していることが分かる状態でした。
後部座席は大きな汚れは見られないものの、全体的にうっすらとしたくすみがあり、日常使用による蓄積が確認できます。



シート全体の洗浄
まず運転席は、尿汚れが広がっている範囲を中心に、シート全体の洗浄を行いました。見た目以上に内部へ浸透しているため、一度の処理では均一にならず、状態を確認しながら段階的に進めています。
座面中央から前方にかけて見られた色ムラは、繰り返し処理を行うことで徐々に落ち着き、周囲との違いが目立ちにくい状態まで整えました。
助手席および後部座席も含めて、車内全体のシートを洗浄しています。部分的な差が出ないよう、全体を均一に仕上げることを優先して作業を進めました。
フロアおよびマットの清掃
運転席の足元は、マットを含めて洗浄を行いました。ペダル周辺に見られた色の変化や繊維の乱れを整え、全体として均一な見た目になるよう処理しています。
マットの表面だけでなく、繊維の奥に入り込んでいる汚れも回収しながら進める必要があり、通常よりも時間をかけて対応しています。
内装パネルの拭き取り
運転席周辺の内装パネルや足元まわりについても拭き取りを行い、細かな汚れを取り除きました。シート周辺だけでなく、触れる範囲全体を整えることで、車内の統一感が出る状態に仕上げています。
清掃後の車内の状態
運転席の座面に見られた広範囲の色ムラは、全体的に落ち着き、周囲との違いが分かりにくい状態になりました。完全に元の状態と同じ見た目にはならないものの、違和感は大きく軽減しています。
足元のマットも、色のばらつきが整理され、繊維の流れが整いました。ペダル周辺の見た目も均一に近づいています。
車内全体としては、くすみが取れ、統一感のある状態に整いました。臭いについても、強く感じられていた違和感は軽減し、車内環境として落ち着いた状態になっています。



作業を終えて
尿汚れは、見えている範囲よりも内部へ浸透していることが多く、表面の処理だけでは状態が整いません。今回のように範囲が広い場合は、繰り返し処理を行いながら全体のバランスを見て仕上げていく必要があります。
また、臭いについても完全な除去が難しいケースがあり、事前にその点をご理解いただいたうえでの作業となります。
日常使用の中でも、気付かないうちに汚れは蓄積していきます。定期的な車内清掃を行うことで、車内環境の維持につながります。