今回ご依頼いただいたのは、東京都練馬区にお住まいのお客様より、日産キャラバンの車内清掃です。
シートに付着したペットの汚れと臭いが気になるとのご相談でした。ペットと一緒にお出かけできる車は本当に便利ですが、その分どうしても毛や皮脂、よだれ汚れなどが蓄積しやすくなりますよね。大切な家族だからこそ、「仕方ない」と思いながらも、臭いが気になり始めるとストレスになってしまうこともあります。
今回は自宅駐車場(平地)での作業となり、電気・水道ともにお借りできる環境でした。クルピカ24は車内全体清掃を基本としているため、気になるシート部分だけでなく、車内全体を整えていきます。
施工前の車内状態
助手席および後部座席の布シートには、広範囲にわたって黒ずみや色ムラが見られました。特に座面中央から太ももが触れるあたりにかけて、円状の濃淡が複数確認できます。ペットが座る位置と重なる部分で、繊維の奥に皮脂や汚れが入り込んでいる状態でした。
また、ドリンクホルダー内部には細かなゴミや付着物が溜まっており、縁の部分にも汚れが固着していました。日常的に使う場所ほど、実は汚れが蓄積しやすいポイントです。
フロアカーペットには細かな砂や毛が見られ、シート下のレール周辺にもゴミが入り込んでいました。普段なかなか目が届かない箇所ですが、臭いの原因が溜まりやすい部分でもあります。
「そこまで汚れていない気がする」と感じていても、写真で改めて見ると意外と広範囲に色ムラが出ているケースは少なくありません。



シート内部洗浄(リンサークリーニング)
布シートは表面拭き取りだけでは不十分な場合が多いため、洗浄液を浸透させたうえでリンサークリーナーによる吸引洗浄を行いました。
施工中に回収した汚水は、明らかに茶色く濁っていました。これは繊維内部に残っていた皮脂汚れやペット由来の成分が吸い出されている証拠です。見た目以上に内部に蓄積していることが分かります。
特にペットの臭いは、表面を拭くだけでは改善しにくく、内部洗浄を行うことでようやく変化が出ます。座面全体を均一に処理することで、色ムラも徐々に落ち着いていきました。
施工後のシートは、施工前に見られた濃淡の差が軽減され、全体の色味が整った印象になっています。

ドリンクホルダー・内装パネルの清掃
ドリンクホルダー内部は細かな凹凸が多く、汚れが溜まりやすい構造です。付着物を除去し、内部まで拭き上げを行いました。
内装パネルやアームレスト部分も同様に拭き取りを行い、手垢やくすみを落としています。こうした部分が整うと、車内全体の清潔感が大きく変わります。
フロア・足元の清掃
シート下のレール周辺には毛や細かなゴミが溜まっていました。シート周辺を丁寧に吸引し、フロアカーペットも含めて清掃しています。
キャラバンのような大型車は室内空間が広いため、その分汚れが蓄積する面積も広くなります。全体をリセットすることで、空気感が変わります。
オゾン消臭の実施
今回はオプションでオゾン消臭も実施しました。内部洗浄後に車内全体へ処理を行い、空間に残る臭い成分の軽減を図っています。
ペット臭は繊維内部と空間の両方に残ることがあるため、洗浄と消臭の両方を行うことで安定した状態に近づきます。
施工後の状態
施工後のシートは、座面全体の色味が均一に近づき、濃い輪ジミのような部分が目立ちにくくなりました。助手席も同様に、黒ずみ感が落ち着いています。
回収した汚水を見ると、内部に蓄積していた汚れの量がよく分かります。目に見える変化と同時に、臭いの軽減も確認できました。
ペットと一緒に過ごす車は、どうしても汚れや臭いが蓄積しやすいものです。「仕方ない」と思いながらも気になっていた方にとっては、今回のように一度リセットすることで気持ちも楽になります。


ペット汚れでお悩みの方へ
もしシートにペットの汚れが付着した場合は、強く擦らず、まずはタオルで押さえるように水分を吸収させてください。擦ってしまうと繊維の奥に押し込んでしまうことがあります。
ただし、乾燥後に臭いが戻るケースも多くあります。その場合は内部洗浄が必要になります。早めに対処することで、状態の悪化を防ぎやすくなります。
まとめ
日産キャラバンのような大型車は、室内空間が広い分、汚れや臭いも蓄積しやすい傾向があります。ペットと一緒に快適に過ごすためには、定期的に車内を整えておくことが大切です。
気になり始めたタイミングが、清掃のサインです。我慢せず一度リセットしておくことで、その後の維持も楽になります。