今回ご依頼いただいたのは、愛知県名古屋市にお住まいのお客様からホンダ・ストリームの車内嘔吐に関する清掃です。
後部座席でお子様が嘔吐してしまい、臭いが気になるとのことでご相談をいただきました。突然の出来事、本当に焦りますよね。体調を心配しながらの処理は精神的にも大きな負担だったと思います。
すぐに拭き取り対応はされていましたが、座面には白く固着した汚れが残り、繊維の奥まで入り込んでいる状態でした。あわせて、運転席のシートにも以前から気になっていた色ムラ状のシミがあるとのことでした。
また、余談ですが予約時間の伝え方に齟齬があり、お客様にお手間をかけさせてしまいました。
その節は大変失礼いたしました🙇
施工前の車内状態
後部座席の座面には、嘔吐後に使用された重曹と思われる白い固着物が点在していました。表面は乾いていますが、シート繊維の凹凸部分に残留しているのが確認できます。
嘔吐の場合、「もう拭いたから大丈夫」と思っても、内部に成分が残っていることが少なくありません。時間が経ってから臭いが戻るケースもあります。
運転席の座面には、広範囲にわたる色ムラが見られました。日常使用によって皮脂や汗が少しずつ蓄積し、表面に定着している状態です。特に着座部分の中央から太もも付近にかけて濃淡が出ていました。
ドア内張りのアームレスト部分には手垢の付着が見られ、スイッチ周辺もくすんだ印象でした。センターコンソール周辺には細かなホコリや食べかすが入り込んでいます。
足元には砂や小さなゴミが広がり、カーペットの繊維が寝てしまっている状態でした。
車は毎日使う空間です。目立つ汚れがなくても、少しずつ蓄積していくものです。
こうした汚れをご自身で掃除するのは本当に大変と思います。





ブラッシング清掃とリンサーによる内部洗浄
後部座席の嘔吐箇所には、繊維の奥まで洗浄液を浸透させたうえで、泡洗浄でしっかりとブラッシングしたのちに、リンサークリーナーによる吸引洗浄を実施しました。
表面だけでなく内部まで水分を循環させ、汚れを浮かせてから回収しています。実際に回収された汚水は濁りが強く、見た目以上に内部へ成分が残っていたことが分かります。
嘔吐のケースでは、拭き取りだけでは十分ではありません。内部に入り込んだ成分を吸い出す工程が重要になります。
運転席のシミ部分も同様に内部洗浄を行いました。施工前は色ムラが目立っていましたが、施工後は座面全体の色味が均一に近づき、くすみが落ち着いた印象になっています。
ブラシで繊維を起こしながら洗浄し、吸引を繰り返すことで、表面だけでなく内部の蓄積汚れを除去しています。






フロア・足元の清掃
足元のマットを取り外し、フロアカーペットも含めて吸引と洗浄を行いました。砂や小石、細かなゴミが広範囲に広がっていましたが、施工後は繊維が立ち上がり、全体の印象が変わっています。
ペダル周辺も細かなホコリを除去し、足元全体が整いました。
足元は普段あまり意識しない部分ですが、マットを外すと普段のゴミや埃が溜まっています。
ここが整うと車内全体の清潔感が大きく変わります。




ドア・コンソール周辺の拭き上げ
運転席ドアのアームレストやスイッチ周辺は、触れる回数が多い分、皮脂汚れが蓄積しやすい箇所です。
施工後は表面の質感が均一になり、くすみが軽減されています。センターコンソールやカップホルダー内部も清掃し、細かなゴミやホコリを除去しました。
目立ちにくい箇所ですが、細部が整うと車内の印象は大きく変わります。
施工後の状態
後部座席の固着物は除去され、座面の色味が落ち着きました。運転席シートのムラ感も軽減され、全体として統一感のある状態になっています。
回収した汚水が示す通り、内部には想像以上の汚れが残っていることがあります。
嘔吐の案件は、見た目以上に精神的なストレスが大きいものです。臭いが残っているのではないかという不安もあります。
内部洗浄を行うことで、状態は大きく変わります。



嘔吐後の対処について
もし同じようなケースが起きた場合、まずは固形物をやさしく取り除き、強く擦らず、水分はタオルで押さえて吸収させることが大切です。
強く擦ると繊維の奥へ押し込んでしまうことがあります。
乾燥後に臭いが戻ることがあるため、その場合は内部洗浄を検討するタイミングです。
特にお子様がいるご家庭では、再発の可能性もあります。一度リセットしておくことで、安心して車を使える状態になります。
まとめ
車は毎日使う空間です。突発的なトラブルもありますし、気づかないうちに汚れは蓄積していきます。
「なんとなく気になる」という感覚は、実は清掃のサインです。
無理に我慢せず、早めに整えておくことで、その後の負担は軽くなります。
クルピカ24は、車内全体清掃のみを行っています。
部分的な処理ではなく、車内を一度リセットする形で対応しています。